寒い日が続きますね。こんな日は暖かいコタツに入って日本酒でもいただきたいところ。
そして日本酒をいただくならば、おつまみが欲しいッ!
というわけで寒い中せっせと燻製をつくりましたので記事にしたいと思います。
なお、諸事情により大きいスモーカーが使えなかったので、段ボールで燻製を作りました。
Contents
準備
食材はお好みのものでOKです。
ただ、燻してから火を通さずに食べられるチーズはハズレがなくオススメです。
基本的には、ロスオフという訳あり商品を安く買えるところから食材を調達しています。
今回使用した牛タンのスライスはロスオフから購入しました。興味があれば覗いてみてくださいね。
設備としては、そこまで大げさな物はなくでも大丈夫です。
- 段ボール
- 串(2種類あると便利)
- スモークウッド(チップも可)
- ピート
- 炭
- 乾燥用のネット
- チャック付のポリ袋
- 保温機能のあるもの(炊飯器など)
段ボールはスーパーなどでタダで手に入れられます。食材の買い出しついでにもらってきましょう。
乾燥用のネットのかわりに「脱水シート」を使っても問題ありません。
冬の関東は乾燥しているので、一晩寒風にさらせばなんとかなると思い、今回はネットに入れて乾燥することにしました。
逆に夏場は食中毒のリスクがあるので、脱水シートに包んで冷蔵庫で脱水した方が良いです。
作業工程
作業の流れは以下のとおりです。牛タンの場合、実食までは大体3日ほどかかります。
- 味付け 1晩
- 乾燥 1晩
- 燻製 2~3時間
- オイル煮 5~6時間
チーズやメザシは、味付け・乾燥・オイル煮の工程がないので、燻製してその日の内に食べられます。
なおスモークチーズは、粗挽きコショウとオリーブオイルに漬け込んでおくのもオススメです。
今回の食材のうち、牛タンだけこの味付け工程が必要です。
マジックソルトやクレイジーソルトと赤ワイン、醤油を適当に混ぜて牛タンに味付けします。
結構な量が必要なのでクレイジーソルトの大きめのサイズがあると安心です。
味付けは冷蔵庫で一晩くらいやっておきましょう。
面倒ならロスオフで味付け済みの牛タンが入手できます。
画像がなく申し訳ありませんが、味付けが完了した牛タンをサッと水で洗ってから乾燥工程に入ります。
冬場は気温が低く乾燥しているので、外気に一晩さらしておけば乾燥はほぼ完了します。
もしネットがなければ脱水シートでの脱水がおすすめです。
ここから「燻製」に入っていきます。チーズやメザシもここから登場です。
まず段ボールの準備ですが、以下のように段ボールの上の方に串を刺して、食材や網をのせられるようにします。
ここまでやったら、炭やウッドに火を付けます。
画像はスモークチップとピートになっていますが、ウッドでも同様です。
炭に火をつけて、となりにスモークウッドを置いておけば火がついて煙が出始めます。
食材を串に刺したら、あとは燻してながら3時間ほど放置します。
とはいえ火気を取り扱うので目は離さないようにしましょう。
実際に燻している画像がないのが残念でなりませんね・・・。
今回の食材で牛タン以外は、この工程がなくてもすぐに食べられます。
牛タンや自作のベーコンなどは、安全のため一応火を入れることにしています。
オイル煮のやり方は以下のとおりです。
まず、チャック付のポリ袋に燻製した牛タンを入れて、オリーブオイルを牛タンがつかるくらい入れます。
次に、袋の中の空気をできるだけ抜いておきます。
最後に、お湯と、牛タン・オリーブオイルの入ったポリ袋を炊飯器の中に入れて、「保温」で5時間くらい待てばOKです。
実食ッ!
さて、お待ちかねの実食です。(当然、日本酒を冷やしてスタンバイしています)
牛タンのオイル煮は、さながらジャーキーのような食感でした。
やや硬いものの、燻製の香りと、噛んでいるうちに旨味が感じられて美味でした。
そこに伯楽星(特別純米)をクイッと行くのがたまりません。
メザシはもともと塩気があるのですが、燻製によるアップグレードですさまじいことになっていました。
正直メザシだけでよかったかも、とさえ思いました。
結果・感想
以前燻製にした牛タンは厚めの味付け済みのものを使いました。
そのため、ジャーキー感はなく、むしろ口の中でほろりと崩れる食感があるほどでした。
お好みでよいと思いますが、ジャーキー感を求めるなら、薄めのスライス牛タンを使うのが良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。