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こんにちは。
今年は酷暑とゲリラ豪雨を避けて室内でコソコソできる作業をさがした結果、腸詰め(ソーセージ)に挑戦することにしました。
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そもそもソーセージって?
イメージしやすい言葉ではウィンナーやフランクフルトですが、広いカテゴリーでは「ソーセージ」と呼ばれる、動物の腸にひき肉を詰めて加工したもの、だそうです。
最近のGoogle先生は賢いので、AIによる要約が検索結果が表示されるみたいですが、
- ウィンナー: 羊の腸を使用。太さは20mm未満。
- フランクフルト: 豚の腸を使用。太さは20mm~36mm未満。
となっているようです。
後で書きますが、定義から言えば今回挑戦したのは「フランクフルト」でした。
フランクフルトの作り方・材料
今回はレシピなどを吟味していないので、ブラウザで「ウィンナー 作り方」と検索して一番上に出てきたHPを見ながら作業しました。
ざっくりした材料・器具は以下のとおりです。
- 金属製のボウル(大・小)
- 木べら
- 麺棒
- タコ糸
- マチ針
- はさみ
- 絞り袋(口金つき) ※広告参照
- (氷・・・冷却用)
- 豚腸 2mくらい
- 豚ひき肉(粗挽き)400g
- 牛ひき肉(粗挽き)100g
- 玉ねぎのすりおろし 1/4個分
- グラニュー糖 小さじ1/4
- 食塩、黒コショウ 3gずつ
- コンソメ(顆粒)、ナツメグ、ガーリックパウダー、オールスパイス 1gずつ
- 白ワイン 15mL
- コーンスターチ 50g
- 卵白 1個分
- 氷水 60mL
今回は豚腸を使ったので「フランクフルト」です。
羊腸や豚腸はネットで買えるので、近所で見つからなければポチってしまうのが良いでしょう。
また、今回は食塩のかわりに、キュアリングソルト(亜硝酸塩を含む食品用の塩)を使いました。菌の増殖を抑制するため、ベーコンなどでもこちらを使う方が良いみたいですが、今回初めて使ってみました。
こちらは羊腸以上に手に入りにくいので、ポチることをおすすめします。ポチっても手元に来るまでに時間がかかるので、必要な場合は早めに手配しておきましょう。
私の場合、オーダーしてから手元に来るまでに10日ほどかかりました。
作業工程
作業工程は比較的シンプルで、計って、混ぜて、詰めて、乾燥させる、だけです。
人様のレシピをそのまま実践しているだけなので、細かい作業の流れは本家(外部リンク)をご参照ください。
まず、詰める前に諸々の準備をしておきます。


スパイスなどはレシピ通りに計り取っておきます。
また、豚腸を水に30分以上浸けて塩抜きしておきます。
次に、肉を混ぜていきますが、ハンバーグなどでよく聞くように手の温度が伝わると脂が溶けてしまうため、氷水につけた金属製のボウルの中で混ぜていきます。
まず、ひき肉、玉ねぎのすりおろし、計り取ったスパイスを入れてさっくり混ぜます。
わかりにくいですが、ひき肉の入った鍋の下には氷水の入ったボウルがあります。

あとは詰めるだけなのですが、どう頑張っても一人ではできず手伝ってもらいました。
出来上がり・・・?
詰めたものを一晩乾燥してから、70℃くらいの温水で20分ほど加熱しました。
加熱した後はちょっと美味しそうですね。


うすうす失敗なんじゃないか?と感じていたので、本来予定していた燻製をせずにそのまま食べる方針に切り替えたのですがが、実食した感想としては「あんまり美味しくない」でした。
特筆すべき点ですが、市販のウィンナーで感じられるパリッとした食感がなく、グニッとした食感で豚腸が噛み切れませんでした。
ジューシー感も感じられず・・・。
反省点・改善点
反省点はいくつかありますが、薄味だったところについては、スパイス類を計り取るところを再確認しておく必要を感じました。
そうでなければ、秤量ミスか、私の味覚の問題でしょう。(有名シェフのレシピなので)
また、腸詰の段階では、豚腸に肉を詰める充填率が低かったのが問題であったと考えられます。
充填率が高ければ、皮(豚腸)が張った状態になるので、パリッとした食感が出せると思います。よって、次回は詰めるところを修正していきます。
さらに、今回は絞り袋で詰めていきましたが、かなり腕力が必要になりました。次回はもう少し器具の力に頼ってもいいのかな、と思いました。
これらの改善点をクリアしたうえで、次回は燻製までしっかりやっていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。