【実験】自作のピザ窯でチーズケーキは焼けるのか?

突然ですが、チーズケーキはお好きでしょうか?

私は焼いたのも、焼いていないのも結構好きです。

そんなチーズケーキをピザ窯で焼けるのか試してみようと思い立ったので、その記録を残すため記事にしました。

耐火レンガを積んだだけで作製したピザ窯は、チーズケーキを焼くに足る実力を持っているのか、実験!

ピザ窯の作り方はこちらの記事からご覧いただけます。

ベイクドチーズケーキを作る!

大まかな実験プロセスは、次のとおりです。

完成までだいたい2日かかります。

  1. 材料を揃える
  2. 下準備
  3. 材料を混ぜる
  4. ピザ窯で焼く

材料を揃える

まずは材料を揃えることから始めましょう。

普段から料理やお菓子作りをするわけではないので、作り方を知っている知人(パン生地でお世話になった人)に必要な材料を聞いてきました。いつもありがとうございます。

18 cmのケーキ型で焼く場合、

  • ヨーグルト(クリームチーズの代わり) 400 g (1 パック)
  • 生クリーム 200 mL(1 パック)
  • 砂糖 50 g
  • 卵 2 個
  • レモン汁 大さじ2
  • 【土台部分用】バター 20 gくらい
  • 【土台部分用】ビスケット(適当なプライベートブランド品) 1 袋

土台部分用と書いてあるものは、ケーキ型に敷き詰めてザクザクした食感を楽しむために用意しました。

ケーキ型は下の広告のような、底が外れるタイプだと焼きあがったケーキを取り出すのに便利です。

下準備

今回はクリームチーズの代わりにヨーグルトを使いましたが、そのままではではなく、冷蔵庫で一晩水を切った”水切りヨーグルト”として使いました。

コーヒーのドリッパーがご家庭にある方は、下の図のようにコップの上にフィルターとドリッパーをセットして、フィルター内にヨーグルトを注ぎ込んで、冷蔵庫で一晩放置すれば水切りヨーグルトが用意できます。

ドリッパーから落ちてきた液体はホエイ(乳清)というもので、市販のプロテイン原料としてよく使われています。

もう一つの大事な下準備として『ビスケットをひたすら砕く』工程があります。

荒く砕いておくと、焼きあがったケーキにアクセントとなる食感を与えてくれるのでオススメです。

もちろん、文字通り粉砕しても大丈夫です。お好きなだけ砕いてください。

材料を混ぜる

下準備が終わったら、材料を混ぜていきます。

まずケーキの土台部分として、下準備で砕いておいたビスケットにバターを混ぜて、ケーキ型に敷き詰めていきます。

次に、ボウルに水切りヨーグルト(全量)、砂糖を入れて混ぜていきます。

続いて、卵を入れます。一気にチーズケーキ色になった気がします。

そして(誠に残念ながら画像を撮り忘れたのですが)生クリームを入れて混ぜた後、レモン汁を入れてさらに混ぜます。

できた生地をケーキ型に流し込んだら、あとは焼くだけです。

ピザ窯で焼く

はい。焼いている最中の画像も忘れました。

焼くときには、ケーキ型にアルミホイルをかけて灰が入らないようにしました。

中身が見えず、焼き上がりの判断がつかなかったので、焼けている甘い匂いがしてきたあたりで取り出しました。

かかった時間は実に3時間。

コレちゃんとピザ窯で焼いたんですよ・・・。

オマケに画像ではよくわかりませんが、端っこと底のほうは焦げてます。

ですが、大事なのは味です味。実食!

ベイクドチーズケーキを食す!

さて、明らかに焼きすぎのチーズケーキを生み出してしまったわけですが、実際に食べて実験の成否を確認します。

チーズケーキのチーズケーキたる部分はしっとり仕上がって大変美味でございました。

ピザ第1号とは打って変わってこちらは好評でしたが、端っこの方はしっかり焦げてて、とても食べられる代物ではありませんでした。

クリームチーズの代わりにヨーグルトを使ったので、ほんのり酸味がプラスされたり、乳酸菌も摂取できてお腹には良かったのではないかと思います。

当然、3時間も焼いているので、乳酸菌が生きて腸に届くことはありませんが。

メモ

乳酸菌が生きた状態で腸に届かなくても、一部、腸内環境を整えるのに役立つことが、この10年くらいで知られるようになってきました。工業的には生きている菌より死菌の方が扱いやすく良いようですね。

もちろん、生きている乳酸菌でないと認められない効果もありますが。

ベイクドチーズケーキの結果と考察

今回の実験の結果は、概ね成功といったところだと思います。

味の方も問題ありませんでしたし、焼きすぎた以外で特に失敗はなかったので、そこさえクリアできれば安定生産できるでしょう。

水切りヨーグルトを使ったのも、健康面を考えれば〇。

また、チーズケーキの端っこの盛り上がった形状は、自然に形成されるようで興味深かったです。

ケーキ型から熱が伝わりやすい辺縁部が先に加熱されるのでガスが発生して盛り上がるのでしょうか?それとも中心部分が陥没しているのでしょうか?

次回は焼成過程が見える条件で観察して、いつ頃形状が変化しているのか見たいところです。

一方、ピザ窯的な意味で言えば失敗でした。

大事な画像がすっぽり抜け落ちているため、本当にピザ窯で焼いたのか伝わらないのです。

正直、室内の画像しかないので「キッチンのオーブンで焼いたんでしょ?」と言われても何も言えず。

猛省すべき点です。

さて、ピザ窯でチーズケーキを焼いて分かったことは、室内のオーブンで焼く方が早いし楽だし焦げないし確実だろうということです!

それでもピザ窯で焼いてみたい!というもの好きな方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA