【2026夏】キャピタルゲイン狙いのスクリーニングの経過観察【バリュー】

こんにちは。「会社四季報 2026年4集 秋号」が発売になりましたね。

PCの不調もあって更新できていませんでしたが、夏号のスクリーニング結果がどうなったのかを確認していきたいと思います。

スクリーニングの手法について

今年も株主優待が設定されている割安の株、つまり「優待バリュー株」を選ぶことにしています。

なので、SBI証券の銘柄スクリーニング機能を使って株主優待があるものを選び、さらに「グレアムのミックス係数」が15未満のものをピックアップしました。

グレアムのミックス係数 =
 PER(株価収益率) × PBR(株価純資産倍率)

ここから「売上高」「売上高利益率」「営業利益」などで絞り込みをかけました。詳細は以下の記事をご覧ください。

勝ち負けの基準

いつもと同じく、勝ち負けの基準は、スクリーニング時点の株価である【6/19の終値】に対して【9/11の終値】が

  • 5%以上の値上がりで「勝ち
  • 損益が5%に満たなければ「引き分け」
  • 5%以上の値下がりで「負け

としています。

例えば、6/19の終値が1,000円で、9/11の終値が1,050円なら5%の値上がりなので「勝ち」と判断します。

逆に、9/11の終値が950円なら5%の値下がりなので「負け」と判断します。

バリュー株の結果

例によって「PBR>1」「PBR≦1」の2パターンを用意していたので、それぞれの結果を見てみましょう。

PBR>1の銘柄

結論から書くと、PBR>1の銘柄は

19銘柄中、10勝 2敗 7引き分け

となりました。内訳は以下の通りです。

銘柄6/19
の株価
9/11
の株価
増減
#160A
アズパートナーズ
1,9701,921▲2.5%
#2998
クリアル
5125211.8%
#3034
クオールHD
1,8562,19918.5%
#3289
東急不動産
1,2961,286▲0.8%
#3359
cotta
5105222.4%
#3482
ロードスター
キャピタル
2,9142,468▲15.3%
#3539
JM HD
1,2181,3369.7%
#3696
セレス
1,7512,11020.5%
#4072
電算システム
2,8033,0458.6%
#4220
リケンテクノス
1,7132,31735.3%
#4668
明光ネットワーク
68676311.2%
#4763
クリーク・アンド
・リバー
1,2761,45514.0%
#4933
I-ne
1,3051,4188.7%
#5290
ベルテクス
1,3291,184▲10.9%
#6332
月島 HD
2,6902,669▲0.8%
#7809
壽屋
1,3621,321▲3.0%
#8934
サンフロンティア
不動産
2,3802,320▲2.5%
#9003
相鉄 HD
2,4042,6269.2%
#9332
NISSO HD
57765814.0%

珍しく勝率が5割超えましたね。

仮にこれらの銘柄を100株ずつ買付けていたら3,055,200円かかり、売却したら3,213,900円になるので、158,700円の利益(税金は無視して計算)となります。

PBR≦1の銘柄

次に、PBR≦1の銘柄の結果は

7銘柄中、4勝 3敗 0引き分け

となりました。内訳は以下の通りです。

銘柄6/19
の株価
9/11
の株価
増減
#2220
亀田製菓
1,2061,34911.9%
#2700
木徳神糧
1,7961,703▲5.2%
#4977
新田ゼラチン
1,3021,182▲9.2%
#7130
ヤマエグループ HD
2,9292,767▲5.5%
#7864
フジシール
インターナショナル
2,8433,24014.0%
#9031
西日本鉄道
2,7943,12211.7%
#9262
シルバーライフ
6396847.0%

仮にこれらの銘柄を100株ずつ買付けていたら1,350,900円かかり、売却すると1,404,700円になるので、53,800円の利益(税期は無視して計算)となります。

勝ち負けがはっきり決まるのも珍しいですね。

まとめ

結果をまとめると以下のようになります。

※リターン金額、リターン率は税引き前で計算。

項目PBR>1PBR≦1
リターン金額158,70053,800
リターン率5.19%3.98%
勝率52.6%57%

リターンに注目すれば「PBR>1」ですが、勝率を見ると「PBR≦1」です。

選抜した銘柄数が違うので直接的な比較はできませんが、どちらが良いかは人次第といった感じでしょう。

ただし、バリュー株は割安に放置されていて、なおかつキャピタルゲインを狙う余地があるものを選抜するべきなので、PBRが1以下の銘柄の方が王道のような気がします。結果論ですが。

オマケ:スクリーニング時点のデータを振り返ると…

さて、いつものように、今回の結果と営業利益率などの関係を見ていきましょう。

散布図で見ると

このグラフの軸は次のとおりです。

横軸: 株価の増減率

縦軸: 3期増益率(前期・今期・来期予想の営業利益の伸び率の平均)

近似曲線はどっちもほぼ横ばいですね。

このグラフの軸は次のとおりです。

横軸: 株価の増減率

縦軸: 営業利益率

近似曲線は横ばいか、右肩下がりですね。あまり相関に言及できそうな印象です。

このグラフの軸は次のとおりです。

横軸: 株価の増減率

縦軸: 増収率(前期・今期・来期予想の売上の伸び率の平均)

このグラフでも右肩上がりの近似曲線は見られませんでした。

これらのグラフからは何か有益なものが得られるようには見えませんでした。ただし、今はAIがあるのです。

AIに見せると

ということで、前回から生成AIを使ってスクリーニングのデータを分析してました。今回も同じようにファイルを分析してもらうことにしました。

あくまで今回のデータだけに基づいて特徴を抽出してもらったところ、Copilot(無課金)は以下のようにまとめてくれました。なお、画像の出力(特に文字)が気に入らなかったので、表形式で作りなおしました。

今回もイマイチな部分がありますが、少し補足しておくと「目標株価①上昇率」は、会社四季報に記載されているPERの高値平均と、今期・来期の一株予想の平均値を掛け算したものです。

前回バリュー株の結果を分析させた時には「勝ちはPSRが低い(割安成長株)」と言ってましたが、今回はPSRが低くても負けている銘柄があり、利益率の方が大きく貢献している、と言っています。ホンマかいな。

最近AIの回答のキレがあまりよくない気もしますが、もうちょっと返答を集積してまとめて解析させてみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ご注意

この記事は特定の銘柄を推奨する目的で作成されたものではありません。

投資は余剰資金で、自己責任のもと行ってください。

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