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こんにちは。早くも夏のような日が続きますね。
さて、「会社四季報 2026年3集 夏号」の発売が迫ってきましたね。
というワケで、今回のきじでは過去に2集春号で行ったバリュー株のスクリーニングの振り返りをしていきたいと思います。
Contents
スクリーニングの手法について
今年も株主優待が設定されている割安の株、つまり「優待バリュー株」を選ぶことにしています。
なので、SBI証券の銘柄スクリーニング機能を使って、株主優待があるものを選び、「グレアムのミックス係数」が15未満のものをピックアップしました。
グレアムのミックス係数 = PER(株価収益率) × PBR(株価純資産倍率)
ここからさらに「売上高」「売上高利益率」「営業利益」などで絞り込みをかけました。詳細は以下の記事をご覧ください。
勝ち負けの基準
いつものとおりですが、勝ち負けの基準は、スクリーニング時点の株価である【3/19の終値】に対して【5/22の終値】が
- 5%以上の値上がりで「勝ち」
- 損益が5%に満たなければ「引き分け」
- 5%以上の値下がりで「負け」
としています。
例えば、3/19の終値が1,000円で、5/22の終値が1,050円なら5%の値上がりなので「勝ち」と判断します。
逆に、5/22の終値が950円なら5%の値下がりなので「負け」と判断します。
バリュー株の結果
いつものようにPBR>1とPBR≦1の2パターンを用意したので、それぞれの結果を見てみましょう。
結果から書きますと、PBR>1の銘柄は
13銘柄中、3勝 6敗 4引き分け
となりました。内訳は以下のとおりです。
| 銘柄 | 3/19 の株価 | 5/22 の株価 | 増減 |
|---|---|---|---|
| #4072 電算システムHD | 2,832 | 2,960 | 4.5% |
| #4526 理研ビタミン | 2,875 | 2,803 | ▲2.5% |
| #4559 ゼリア新薬 | 2,111 | 2,380 | 12.7% |
| #4668 明光義塾 ネットワーク | 705 | 682 | ▲3.3% |
| #4933 I-ne | 1,077 | 1,251 | 16.2% |
| #6417 SANKYO | 1,994 | 1,726 | ▲13.4% |
| #7599 IDOM | 1,239 | 1,304 | 5.2% |
| #7809 壽屋 | 1,395 | 1,317 | ▲5.6% |
| #8934 サンフロンティア 不動産 | 2,705 | 2,339 | ▲13.5% |
| #9119 飯野海運 | 1,808 | 1,499 | ▲17.1% |
| #9332 NISSO HD | 631 | 579 | ▲8.2% |
| #9345 ビズメイツ | 650 | 572 | ▲12.0% |
| #9441 ベルパーク | 2,780 | 2,768 | ▲0.4% |
最近は勝率が思わしくないですが…思わしくないですねぇ。
仮にこれらの株を100株ずつ買付けていたら2,280,200円かかり、売却したら2,218,000円になるので、約6万円の損(税金は無視して計算)が発生することになります。
続いてPBR≦1の銘柄ですが、
5銘柄中、0勝 2敗 3引き分け
となりまして、まさかの0勝。内訳は以下のとおりです。
| 銘柄 | 3/19 の株価 | 5/22 の株価 | 増減 |
|---|---|---|---|
| #2001 ニップン | 2,724 | 2,709 | ▲0.6% |
| #2700 木徳神糧 | 2,040 | 1,828 | ▲10.4% |
| #3134 Hamee | 483 | 412 | ▲14.7% |
| #4465 ニイタカ | 2,325 | 2,336 | 0.5% |
| #7811 中本パックス | 1,840 | 1,916 | 4.1% |
仮にこれらの銘柄を100株ずつ買付けると941,200円かかり、売却すると920,100円になるので、21,100円のマイナス(税金を無視して計算)になります。
まとめ
結果をまとめると以下のようになります。まあ散々な結果ですね。
※リターン金額、リターン率は税引き前で計算。
| 項目 | PBR>1 | PBR≦1 |
|---|---|---|
| リターン金額 | ▲62,200 | ▲21,100 |
| リターン率 | ▲2.73% | ▲2.24% |
| 勝率 | 23% | 0% |
どちらがマシかと言えばPBR>1ではあるのですが、どちらもあまりよい成績ではありませんね。
そもそも予測が難しいことはわかっていたのですが、スクリーニング時点では読めなかったのが「中東情勢」になります。
もう一つ挙げるとすれば、高性能のAI(ミュトス)の登場ですが、こちらはグロースの方が影響が大きい気がします。
普段だと「買っておけばよかったぁ~」なんですが、今回は「買わなくてよかった」ですね。
オマケ:スクリーニング時点のデータの振り返り
さて、最後に今回の結果と、営業利益率などとの関係を見ていきましょう。

このグラフの軸は次のとおりです。
横軸:株価の増減率
縦軸:3期増益率(前期・今期・来期予想の営業利益の伸び率の平均)
それぞれの近似曲線の傾きは真逆ですね。

このグラフの軸はつぎのとおりです。
横軸:株価の変動率
縦軸:営業利益率
あまり何かが言えそうな図には感じませんね…。

最後のグラフの軸は次のようになっています。
横軸:株価の増減率
縦軸:増収率(前期・今期・来期予想の売上の伸び率の平均)
PBR≦1の銘柄だけみると、R^2乗値だけはそれなりに高いんですけどね。人間の目ではこんなもんでしょうか。
いつもはここで終わっていましたが、今の私にはAIがある!ということで、スクリーニングのデータに5/22の終値も追加してどこに特徴があるのかを分析してもらいました。
あくまで今回のデータだけに基づいて特徴を見てもらったところ、Copilot(無課金)は以下のようなまとめを出力してきました。

定量的になってるようななってないような、微妙な表現もありますが、疑いの目も持ちつつ一つずつ触れていきましょう。
まず「来期増益率」に着目するんですね、「3期増益率」じゃなくて。2つめの「営業利益率」は納得です。
ちなみに3つめの「目標株価①」というのは、会社四季報に記載されているPERの高値平均と、今期・来期の1株益予想の平均値を掛け算したものです。
PSRから割安・割高を判断しているようですが、PSRは業界によってまちまちなので、今回のようなケースでは不適切な場合もあり注意が必要ですね。
今回のデータではこんな風に考察できますよ、という生成AIからの提案でしたが、どんなケースでも通用するのかは不明です。
このため、今後のスクリーニング結果についても、AIの出力内容とにらめっこしながら様子見していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

