こんにちは。シルバーウィークも雨に仕事にさんざんでしたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回もPCの不調によりできなかった夏号のスクリーニング結果の振り返りをやっていきたいと思います。秋号も発売されちゃいましたし。
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スクリーニングの手法について
スクリーニングに関する細かい内容は以下の記事に譲りますが、ネット証券のスクリーニング機能をつかってザっとリストを作成してから、様々な指標で絞り込みをかけました。
絞り込みに使った指標は【PER(株価収益率)】【PBR(株価純資産倍率)】【ROA】【ROE】【営業利益率】などです。
勝ち負けの基準
スクリーニング時点の株価である【6/19の終値】に対して【9/11の終値】が
- 5%以上の値上がりで「勝ち」
- 損益が5%に満たなければ「引き分け」
- 5%以上の値下がりで「負け」
としています。
例えば、6/19の終値が1,000円で、9/11の終値が1,050円なら5%の値上がりなので「勝ち」と判断します。
逆に、9/11の終値が950円だと5%の値下がりなので「負け」と判断します。
グロース株の結果
全体の結果から書きますと、
28銘柄中、19勝 3敗 6引き分け
となりました。前回(2026年春号)の結果が30銘柄中の15勝なのでちょっと戻してきた感じがしますね。
6/19の終値で100株ずつ買付けると4,297,700円かかり、9/11の終値ですべて売却すると4,979,600円になるので、その差額は681,900円です。ここからざっくり税金を引くと、約53万円の利益となります。
| 銘柄 | 6/19 の終値 | 9/11 の終値 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| #2124 JACリクルートメント | 851 | 956 | 12.3% |
| #2353 日本駐車場開発 | 253 | 258 | 2.0% |
| #2492 インフォマート | 403 | 700 | 73.7% |
| #3661 エムアップHD | 640 | 778 | 21.6% |
| #3663 セルシス | 1,760 | 1,751 | ▲0.5% |
| #3922 PR TIMES | 2,277 | 2,135 | ▲4.1% |
| #3923 ラクス | 913 | 1,022 | 11.9% |
| #3939 カナミック ネットワーク | 493 | 484 | ▲1.8% |
| #4071 プラスアルファ コンサルティング | 2,571 | 2,028 | ▲21.1% |
| #4377 ワンキャリア | 1,866 | 2,231 | 19.6% |
| #4431 スマレジ | 2,408 | 3,265 | 35.6% |
| #4475 HENNGE | 1,015 | 1,632 | 60.8% |
| #4776 サイボウズ | 2,317 | 2,936 | 26.7% |
| #4828 ビジネス エンジニアリング | 961 | 1,335 | 38.9% |
| 銘柄 | 6/19 の終値 | 9/11 の終値 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| #5032 ANY COLOR | 2,102 | 3,115 | 38.9% |
| #5038 eWeLL | 1,800 | 2,064 | 14.7% |
| #5537 AlbaLink | 2,568 | 3,100 | 20.7% |
| #5591 AVILEN | 726 | 852 | 17.4% |
| #6036 KeePer技研 | 2,872 | 3,520 | 22.6% |
| #6196 ストライク | 1,265 | 1,394 | 10.2% |
| #6200 インソース | 581 | 697 | 20.0% |
| #6226 守谷輸送機工業 | 2,355 | 2,153 | ▲8.6% |
| #6544 ジャパン エレベーター サービスHD | 1,708 | 1,432 | ▲16.2% |
| #7187 ジェイリース | 1,292 | 1,312 | 1.5% |
| #9245 リベロ | 1,915 | 1,945 | 1.6% |
| #9343 アイビス | 751 | 790 | 5.2% |
| #9554 AViC | 1,554 | 1,671 | 7.5% |
| #9697 カプコン | 2,810 | 4,240 | 50.9% |
結果と指標の関連についての分析
今回もAIに頼りつつ、何が勝敗を分ける要因だったのかを分析し、銘柄選定のヒントを得ることにしました。
ちなみに、今回からExcelではなく、自作のグラフ化ツールを使ってグラフを作成しています。
AI様の見解を伺う前に、今まで意外と可視化してこなかった「コードと株価の増減率」のグラフをお見せします。ここは相関を見るためのグラフ化ではなく、分布を見るだけになります。

成長に期待する部分があるので、当然ながらコードの偏りが見られますね。
ここから、AI様(無課金のCopilot様)のご見解になります。ただし、あくまで今回の結果だけに関する話なのでご注意ください。
ちなみにプロンプトはこんな感じです↓
勝ち負けに寄与しそうな指標で散布図やバブルチャートを作りたいから、見た目的に面白そうなヤツとか教えて!
了解しました。これからあなたが散布図やバブルチャートを作成する前提で、「勝ち/負けに寄与しそうな成分」×「面白い組み合わせ」をいくつか提示します。 それぞれ 何が示唆されそうか も簡潔にまとめます。
(以下略)
というわけで、AIおすすめの組み合わせとやらを見ていこうではありませんか!
増収率は前期・今期・来期予想の売上高の伸び率の平均値です。また3期増益率は前期・今期・来期予想の営業利益の伸び率の平均値です。

【AIの見解】勝ち銘柄は増収率・3期増益率ともに高く、負け銘柄は増収率が低い左側に寄る傾向。つまり「成長の質」そのものが勝敗を分けていると推察される。
ROEやROAは比較的メジャーな指標なので、これらに関する説明は割愛します。

【AIによる見解】勝ち銘柄はどちらも高くグラフ右上に集まりやすい。負け銘柄はROAが低く下側に寄る傾向。つまり、収益性の高さが勝ちに直結していることを示唆。
PSRは時価総額÷年間売上高で計算される指標で、市場からの評価とされています。

【AIの見解】勝ち銘柄はどちらも高いが、負け銘柄はどちらも低い傾向。つまり、「市場からの評価(PSR)」と「実力(営業利益率)」の両方がそろった銘柄は勝ちやすい。また、どちらかが低い場合はグロース株の評価と実態で乖離があることを示唆する。
総資産回転率は、売上高÷総資産で計算される指標であり、数字が大きい方が効率的に資産を使って売り上げを作っているとされます。

【AIの見解】勝ち銘柄はどちらも高い(特に回転率)が、負け銘柄はどちらか(特に回転率)が低い。つまり「効率よく稼ぐ企業」が勝ちやすい構造が見える。
ROE改善は、四季報に書かれていたROEと予想ROEの差を取ったものです。これを勝手に「ROE改善」と称しています。

【AIの見解】勝ち銘柄はどちらも高く、負け銘柄はROE改善幅が小さいかマイナスの傾向。

【AIの見解】勝ち銘柄は割高(PBRが高い)であってもROEが高く、高収益であるため割高でも許容されているが、負け銘柄はPBRが高くてもROEが低く、割高の調整が入っていると示唆される。つまり、同じ割高であっても勝ち負けに差が見られる。
最後にひとつバブルチャートをお見せします。わかりにくいですが、バブルサイズは「営業利益率」です。

【AIの見解】勝ち銘柄はPSRと利益率(バブルサイズ)の両方が大きい。負け銘柄はその逆。つまりこのグラフでは「市場評価(PSR)×実力(利益率)×株価の増減」が1枚で見られる。
【AIの見解】今回のデータは、「成長性 × 収益性 × 市場評価」が勝ち銘柄に強く偏っているため、散布図にすると示唆が出やすい。
以上、AI様のご見解でした。私も目視で各グラフを見てはいましたが、「勝ち負けが混在しててよくわからん」というのが正直な感想でした。人間(というか私個人)ではわからないところが見えるのもAIを活用する利点かもしれませんね。
おそらく、さらなる分析の方法があるのだと思いますが、ひとまず今の能力とデータではこのくらいが限界だと思います。
分析に使えそうなデータを集積するとともに、洗練されたプロンプトを作れるようになると良いのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

