こんにちは。
少し暑さも和らいだようで助かりますね。こんな暑い季節はのんびり在宅ワークがしたいですね。(できない)
さて、せっかくの夏休み、ピザ窯を稼働させて遊んでみました。
今回はその第一弾ということで、卵黄をふんだんに使用した贅沢プリンを作ってみた、という記事になります。
ちなみに今回は豆乳プリンです。
以下の記事で紹介していますが、条件検討は終わっていますので、あとは実践あるのみです。
【条件検討】ピザ窯で焼きプリンを作るための予備試験ご興味がありましたらご覧ください。
Contents
1.目的
今回の目的は「ピザ窯で焼きプリンを作ること」に尽きます。
いままであまり記事にはしていなかったと思いますが、実はピザ窯でプリンを作るのはこれが2回目になります。
前回は、結論から書くと失敗でした。
出来上がったものはプリンというより、甘い茶碗蒸し(具なし)という表現が一番近いものでした。
というわけで今回はリベンジです!
2.準備
食材と設備・道具に分けて記載します。
- 卵黄 :10個分
- 豆乳(牛乳でも可) :500 mL
- グラニュー糖 :40 gくらい
- カラメルソース :適量(自作可能)
- バニラエッセンス :適量(用意したが入れるのを忘れた)
- ピザ窯
- 薪 :1~2束
- ボウル
- 鍋
- 耐熱容器
- 茶こし または 目の細かいザル
- 放射温度計
ご家庭でやるなら、オーブンで対応可能です。
機種によってはプリン用の加熱プログラムもあるみたいですし、ピザ窯にこだわりがなければ家庭用オーブンで十分です。
屋外のピザ窯を使うなら、放射温度計があると温度が測定できて再現性がとりやすくなるだけでなく、雰囲気が出て大変良いです。
↓私が使っているものと同型の放射温度計です。
3.作業工程
実際の工程は以下の流れで行いました。
- 火起こし
- 卵の黄身と白身を分けて、黄身をまとめておく
- 軽く温めた豆乳に、グラニュー糖を加えて溶かす
- 2の黄身に3を少しずつ加えて混ぜ、プリン液を作る
- プリン液を茶こしで2回くらい濾す(なくてもいいが、出来上がりのなめらかさが違う、らしい)
- 耐熱容器にプリン液を入れ、アルミホイルをかぶせる
- ピザ窯に入れて170℃以上で1時間くらい焼く
工程1の火起こしは時間がかかる場合が多いので、初めにやっておけば、プリンの準備をしているうちにピザ窯も温まります。
当然ながら、火の扱いには気を付けましょう。
ちなみに、カラメルソースを自作する場合は、砂糖に水を加えてしばらく煮詰めて、最後に少し水を足せばできます。
ただし、時間がかかるのと、ついつい中身をかき混ぜたくなってしまうので、正直おすすめしません。
ぶっちゃけ買った方がいいです。
カラメルソースは、おそらくメイラード反応によって褐色になるので、アミノ酸を加えれば着色自体は速そうですね。
ちなみにここでガシガシ鍋の中をかき混ぜると、糖の結晶化を観察することができますが、カラメルソースとしては失敗です。
結晶化してしまったら、水を足して煮詰めるところから再スタートしましょう(体験済)
4.焼き上がり~実食
まず焼き上がりの図(放冷中)です。
ちゃんとピザ窯で焼いたんですよ・・・焼いてるところも中身も見えませんが・・・。
焼いている際、内部でボッという破裂音があったり、グツグツと音が聞こえたので、加熱自体は割と強かったかもしれません。
続いて実食直前の画像です。
カラメルソースを作りすぎてしまったので、たっぷりかけていただきます!
肝心の実食の結果ですが、今回は“成功”と言って良い仕上がりでした。
まず口当たりが非常になめらかで、前回の甘い茶碗蒸しとは大違いです。
強いてダメ出しするなら、甘さが本当に控えめだった点でしょうか。
あとは焼きプリンといいつつ、あんまり「焼き」感がないところですね。
今後の課題にしたいと思います。
5.まとめ
簡単にまとめると以下のようになります。
- ちゃんとプリンが作れる
- 茶こしを使うとなめらかさが全然違う
- (個人的には)卵白を使うと茶碗蒸し感が増す気がする
- カラメルソースは買って済ませる方がよさそう
- 正直オーブンでいい
事前に予備検討もやったおかげか、前回のような甘い茶碗蒸しにはならずに済みました。
口当たりもなめらかで、甘さ控えめ、申し分ない出来でした。
今回のプリン実践編では、当日準備して食べられるという点で、割とレジャー向きではないかと思います。
調べたことはありませんが、ピザ窯を備え付けているキャンプ場などがあれば、行ったその日に作れるので良いのではないでしょうか?
プリン自体はピザ窯がなくても家庭用オーブンでできるので、気軽にトライできるところもポイント高いでしょう。
ただし、プリンが食べたいだけなら、断然買った方が楽です!
あくまで手間のかかるお楽しみと捉えましょう。
6.ピザ窯が欲しいなら・・・
ピザ窯にご興味のある方は、作り方などを記事にしていますので、以下をご覧ください。
【自作】耐火レンガを積んでピザ窯を作ってみた。出来栄えは?手間はかかりますが、話のネタにもなるし、友人を招いてBBQをする際に間違いなく注目されますよ。
作るのが大変だと感じるようでしたら、ピザ窯そのものも市販されていますので、こちらをどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。