【2024秋】キャピタルゲイン狙いのスクリーニング【バリュー】

こんにちは。2024年も残すところあと2か月ちょっとですね。

さて「会社四季報2024年4集　秋号」が発売されて1か月ほど経過しました。

例によってバリュー株とグロース株のスクリーニングをしましたので記事にしていきたいと思います。

今回はバリュー株についてです。前回（2024年3集　夏号）のバリュー株の結果は以下の記事からご覧いただけます。

参考

【2024夏】キャピタルゲイン狙いのスクリーニングの経過観察【バリュー】

おかざり薬剤師の資産形成ブログ

バリュー株のスクリーニング方法

これまでと同じく、グレアムのミックス係数を使って粗くスクリーニングした後に、他の指標でさらに絞り込んでいきます。

グレアムのミックス係数　＝　PER（株価収益率）　×　PBR（株価純資産倍率）

今回もSBI証券の銘柄スクリーニング機能を使って、以下の項目を含む表形式でダウンロードしました。

• PER（株価収益率）
• PBR（株価純資産倍率）
• 配当利回り（％）
• ROE（自己資本利益率）（％）
• ROA（総資産当期利益率）（％）
• 売上高
• 過去3年平均売上高成長率（予）（％）
• 過去5年平均営業利益成長率（予）（％）

PERとPBRを掛け算した値が15未満のものをピックアップした後は、以下の書籍の方法に従っていくつかの銘柄に絞り込みました。

なお、厳密に従ったわけではありませんが、ご容赦ください。

バリュー株のスクリーニング結果

前段のスクリーニング方法で、以下の7銘柄をピックアップしました。

なお、表中の株価は2024年10月19日の終値を採用しています。

表中の「営業利益の伸び率」と「売上高の伸び率」は3期分（前期・今期・来期予想）の伸び率の平均です。

これらの7銘柄について、年末くらいまで様子を見ていこうと思います。

ピックアップして思ったこと

今回ピックアップした銘柄のうち、半分くらいは会社四季報の見出しに「減益」とか「下振れ」といったネガティブなワードが見られました。

これまでの経験上、2か月くらいのスパンでは「増勢」などのワードはあまり信頼できないと思っていますが、ネガティブなワードの方は確認したことがありませんでした。今回はこの辺も見ておきたいと思います。

ちなみに、「選挙は買い」というアノマリーがあるので、日本の総選挙の後にするすると上昇したり、アメリカ大統領選の後に勢い付いた米国株の上昇に引っ張られて上昇する可能性もあります。

判断は難しくなりそうですが、あくまでトレーニングと割り切ってジャッジしていきたいと思います。

グロース株は追って記事にしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。