こんにちは。ピザ窯の温かみが心地よく感じられる季節になってきましたね。
残念ながら社畜たる私の仕事は積みあがる一方なので、ピザ窯の稼働まではなかなか難しいのですが。
さて、先日の記事でホーロー(琺瑯)加工されたスキレットについて少し触れました。
↑の記事を作成した段階では迷っていましたが、ついに買ってしまいました。
画像は18センチのスキレットです。サイズの比較のためフリスクを置いてあります。
せっかくなのでちょっと使って実力を見たい、ということでローストビーフを作ってみました。
今回ピザ窯の登場はありませんが、ご興味がありましたらぜひご覧ください。
Contents
目的
新しいスキレットの実力を見る。
具体的には、実用に耐えるか、片づけなどの手軽さはどうか、確認します。
参考までに、鋳物のスキレットはお手入れ結構大変です。
【実践編】自作ピザ窯で牛肉の塩釜焼きを作る!ローストビーフを超えるか?準備
- 牛肉
- マジックソルト
- 家庭用のオーブン(オーブンとして使えればなんでもOK)
- ホーロー加工のスキレット
- アルミホイル
- チャック付のポリ袋
調理工程
今回はシンプルに①塩漬けして、②少し塩を洗い流してから、③焼く、という3ステップにしました。
まず塩漬けですが、↓の画像のように全体に塩がまぶされた状態で冷蔵庫に一晩ほど置いておきます。
冷蔵庫で一日静置すると、肉から水分が出てきます。
このまま焼くと塩気が強すぎるので、いったん水道水で表面の塩を洗い流します。
本来は数日塩漬けにしてから、一晩くらい水に入れて塩抜きをしますが、お試し実験なのでこんなもんです。
最後に焼くステップです。
(取っ手はダメですが)スキレットをそのままオーブンに放り込むだけの簡単調理です。
↓の画像は焼く前と焼いた後の外観です。
今回は200℃で30分ほど焼いてみましたが、ちょっと火の入り方が足らなかったようで、少し時間を延ばしました。
見た目は塊肉のステーキですね。
↓の画像は加熱後の休憩中のお肉様と、スライスされたお肉様です。
スライスしてもやっぱり、ワイルドなステーキといった状況でした。
ほんのりローストビーフを感じさせる色の違いがありますが、やっぱり「ステーキ」と言われた方がしっくりくる焼き上がりですね。
実食ッ!
口に入れてみると、表面の塩気がやや強く感じられました。
お手軽実験とはいえ、もう一日くらい使って塩抜きすればよかったと思いました。
肉の食感としては、やや硬く、やはりローストビーフというよりは・・・といった感じでした。
唯一良かった点を挙げるとワイルドさだけはあったと思います。
後片付け
さて、問題はここからです。(味も問題ありましたが)
鋳物のスキレットと比べてお手入れはどうか?です。
結果から書くと、汚れも落ちやすく、お手入れカンタンで言うことナシって感じでした。
(お見苦しいですが)洗う前の画像と、数分で洗い終えたスキレット様のお姿をご覧いただきましょう。
ぬるま湯を入れてスポンジの柔らかい方でこすったら、すぐに汚れが落とせました。
通常のスキレットだとここから、水分を飛ばして、油を塗りこんで、新聞紙などで包んで、ようやく保管できます。
その手間を考えるとホーロー加工のなんと素晴らしいことか!
結論と反省
ローストビーフそのものの調理について、反省点は多々あります。
もう少し時間をかけて酵素やアルコールの力に頼ることで、肉を柔らかくできるからです。
が、それはそれとして、今回の目的は「スキレットの実力を見ること」です。
内容としては、問題なく調理ができ、お手入れも非常に簡単だったので、実力としては申し分ないと判断します。
次は塩釜焼きもやってみて、改めてスキレットの実力を検証してみたいと思います。