こんにちは。早くも10月下旬ですね。
社畜生活が忙しいので11月の連休にピザ窯を稼働できるかわかりませんが、今のうちにやっておきたいことがあります。
それは『ピザ窯の改造』です。
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改造にあたって
ピザ窯の改造を検討する理由を最初に書いてしまうと、それは『隙間があること』です。
これまでに当ブログで記事にしてきた自作ピザ窯のメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 耐火レンガを積むだけで作れる
- 専門的な知識・技術がいらない
- レンガをくっつけるための耐火モルタルがいらない
- レンガ同士がくっつけていないので移動・撤去が可能
- 蓄熱性がやや劣る
あまりデメリットは感じていないのですが、隙間があるせいで蓄熱性が気になる、というのが現実です。
隙間の存在は、以下の画像の煤(すす)が変なところに付着していることから証明されています。
画像の赤い点線で囲んだところですね。
大きい耐火レンガ(透水平板)と普通サイズの耐火レンガの隙間から煤が出て付着している状況です。
改めて見ると随所に隙間がありますね。
この隙間が気になる、というのが改造計画の起点です。
ピザ窯改造案
改造案として検討したのは以下の2パターンです。
- 解体せず、耐火レンガの隙間を埋める
- 解体して、隙間を埋めながら耐火レンガを積む
いずれにせよ、耐火レンガを積むだけでできるピザ窯の「移動・撤去が簡単」というメリットは手放すことになります。
この点については悩みましたが、今更場所を移動しようとは思わないだろう、ということで自分自身を納得させることにしました。
そうなると、問題はどちらのパターンで行くか、ということになります。
何となくのイメージですが、面倒くさがって①でやると結局どこかで隙間ができるんじゃないかと感じています。
このため、面倒だとは思っていますが、②1回解体してから耐火モルタルで耐火レンガをくっつけていくパターンを採用します。
今の時点では積みなおすだけなので、過去のデザインを大きく変える必要もないでしょう。
【自作用】積むだけピザ窯の設計図材料・作業など
素人がどこまでできるかわかりませんが、DIYの域を出ないのでまあ何とかなるでしょう。
とりあえず水を加えて混ぜればOKな耐火モルタルも市販されてますので、これを採用する予定です。
割といいお値段しますね。
耐火モルタル10kgもいらない気もしますが、余った分は煙突の高さを出すために少し盛ってみようと思います。
作業目的はピザ窯の蓄熱性を高めることですので、今回は2段のうち上段の隙間だけを埋めればいいかなと思います。
よって、作業としては以下を想定しています。
- ピザ窯上部の解体
- 耐火モルタルの調製
- 耐火モルタルで耐火レンガを接着しつつ積む
- 乾燥・火入れ
社畜生活のおかげで色白・ひょろひょろになってしまったのでどれもキツそうです・・・。
ついでにこれも作りたい
以前からロケットストーブも欲しいと思っていました。
耐火レンガを積んで作るロケットストーブなら高さも自分の好みで設定できます。
煙突効果により、煙突高さが高いほど下部での空気の供給が良くなるので、このあたりの影響も見てみたいですね。
耐火レンガをどの向きで使うか決めていませんが、煙突部分の内と外の温度差、安定性(不安定な向きで使うと崩れる可能性がある)を考慮して決める必要があるでしょう。
そうなると、耐火レンガは高さ65mmとなる置き方で使うことになりますが、10段作っても10倍の65cmなのでちょっと低い感じがしますね。
作業効率を考えると煙突最上部は1mくらい欲しいのでおよそ15段、4個/段とすると煙突部分だけで考えても耐火レンガが60個必要になります。
さらに薪を入れる部分でも耐火レンガが必要になるので追加で20個くらいでしょうか?
デザインは追々考えますが、どのくらいの費用が掛かるかは耐火レンガの単価が響きそうですね。
最後に
現時点では社畜生活が忙しく、いつ実行に移せるか不透明なためプランを考えているだけの段階です。
ピザ窯を改造し終えたらまたご報告したいと思います。