スピンオフで一般口座に入ったWBDの、確定申告に関する記事はこちらです。ご参考までに。
こんばんは。
米国ではFRBが保有資産を圧縮するようですね。
個人的には株価が落ちてきたら買い増しするだけなので、金融引き締めの影響を虎視眈々と狙っています。
それまでは淡々と楽天VTIでも積み立てていきたいと思います。
さて、そんな米国市場について、ネット証券の保有銘柄を眺めていたら「取引注意情報」の文字が出ていました。
買ったままほったらかしにしていた反省も込めて記事にしておきたいと思います。
Contents
AT&T【T】がスピンオフ?
スピンオフと聞くと、人気の作品の主人公以外が活躍しそうなアレを想像してしまいますが、今回は元の会社から一部の事業が別会社として分離することを指します。
今回のAT&Tのケースでは、少し前に買収したワーナーを別会社として分離しています。
権利落ち日まで【T】を保有していた投資家に、一定の割合でスピンオフ後の会社の株式が割り当てられます。
上図のように、今回はAT&Tを1株保有していると「Warner Bros. Discovery, Inc」の株式0.24株割り当てられます。
言い換えると、何もしていないのに株が手に入ってしまうということです。
何もしなくても株が手に入るなんて夢のようですが、おいしい話には裏があります。
今回のスピンオフの(個人的な)最大の問題は、割り当てられた株式が「一般口座に入れられてしまう」ことです。
一般口座に入れられてしまうと、税金の処理を自分でやる必要が出てきます。
私は、通常、特定口座(源泉徴収あり)かNISA口座で株式を買い付けているため、確定申告不要です。
取引注意情報の表示に気付いたのが2022年4月8日(金)夜。
権利落ち日が2022年4月11日・・・あれっ?売却は間に合わない?
確定申告が苦にならない人にはデメリットでもないんでしょうけど、今回はやらかしました。
ちゃんと保有銘柄に気を配ること。これ以外にありません。
そもそも2021年5月の時点で情報出てましたし、どれだけ見ていないのか如実に物語っていますね。
一般口座で持ち続けるのも面倒くさそうなので、多分売却すると思います。
確定申告はやったことがないのですが、今回は勉強と思い粛々と準備をしておこうと思います。
せっかくだし確定申告のネタでも書こうかな・・・。
とるべき(だった)対策
まず、反省点にも記載しましたが、保有している銘柄をちゃんと見ておけば気付けた内容でした。
早めに気付けば、一度売却するという選択肢も取れたはずです。
そして、これから起こるイベントは「確定申告」です。
さすがに混雑する税務署には行きたくないので、ネット上で完結できるよう準備を進める必要があります。
- マイナンバーカード
- ICカードリーダー/ライター
ちょっと気が早い気もしますが、ギリギリになってからマイナンバーカードの申請するのも問題ですし、早めに準備しておくのがよさそうですね。
マイナンバーカードにはICチップがついているので、ICカードリーダー・ライターがあればネット上で確定申告が完結するようです。
確定申告に使えるものを選びましょう!
【AMZN】や【GOOG】は分割
さて、AT&Tはやらかしましたが、他にも動きのある銘柄がありました。
【AMZN】や【GOOG】・【GOOGL】などの銘柄が株式分割を実施するとのことです。
ちなみに、株式分割や株式併合の場合、もともとNISA口座で持っていたものはNISA口座に割り振られるようです。
スピンオフが特別なんでしょうか。
いずれも1株を20株に分割するので、今のうちに買って権利落ち日まで保有しておくと保有株数は20倍になります。
そのかわりに株価が1/20になるので、総額自体は変わりませんけど。
今回の株式分割で個人的に気にしているのは、分割後の株価の上がり方です。
企業としての成長力自体は変わらないと思いますが、1株あたりの株価は下がるため、個人投資家の資金を呼び込みやすくなると考えます。
一株30万円と言われたらハードルは高いですが、15,000円ならちょっと検討してみようと思う人は一定数いるはずです。
そんなわけで、株式分割を行うことで個人投資家の参入のハードルが下がるのではないかと思います。
また、【AMZN】や【GOOG】などは今のところ配当金を出していません。
これは経営層が、配当を出す代わりに株価を押し上げることこそが投資家のリターンに結び付くと考えているためです。
経営層はきっと株価を上げるためにあらゆる努力をしてくれると思いますし、上述のように株式分割によって一株当たりの価格を抑えることで投資家が集まると考えられるので、価格の低いうちに投資して株価の上昇を期待するのも一つの選択だと思います。
でも私は高配当株が好きなので、様子見です!
今回の一件はETFだと避けられたのか気になりますね。
ETFを選ぶ際は、以下の記事もチラッとご覧いただければと思います。
【ETFを選ぶには?】ETFで資産運用する前に読んでおきたい本最後までお読みいただきありがとうございました。