【2025新春】キャピタルゲイン狙いのスクリーニング【バリュー】

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こんにちは。「会社四季報 2025年1集 新春号」が発売されて1か月ほど経過しました。

今年も貪欲にキャピタルゲインを狙っていくわけですが、以下の記事にもあるように、2025年の方針としてバリュー株のスクリーニングについては「優待バリュー株」を掲げています。

このため、今年のキャピタルゲイン狙いのスクリーニングについては、株主優待のあるものに限定することにしました。

スクリーニングの詳細は後ほどご紹介します。

バリュー株のスクリーニング方法

これまでと同じく、グレアムのミックス係数を使って粗くスクリーニングした後、他の指標でさらに絞り込みをかけますが、今回は「株主優待あり」も条件に加えました。

グレアムのミックス係数 = PER(株価収益率) × PBR(株価純資産倍率)

今回もSBI証券の銘柄スクリーニング機能を使って、以下の項目を含む表形式でデータをダウンロードしました。

  • PER(株価収益率)
  • PBR(株価純資産倍率)
  • 配当利回り(%)
  • ROE(自己資本利益率)(%):10以上
  • ROA(総資産当期利益率)(%)
  • 売上高
  • 過去3年平均売上高成長率(予)(%)
  • 過去5年平均営業利益成長率(予)(%)
  • 優待権利確定付き ←NEW!

グレアムのミックス係数(PER×PBR)が15未満のものをピックアップした後は、以下の書籍の方法に従ってさらに絞り込みました。

なお、厳密にしたがったわけではありませんが、ご容赦下さい。

また、今後の検証のため、PBR>1、PBR≦1の2パターンを用意してみました。

バリュー株のスクリーニング結果

↑で書いたとおりですが、PBR>1、PBR≦1の2パターンを用意しました。PBRは1を超えると割高、1以下だと割安、の目安とされています。

一方で、最近読んだ書籍では「PBRが1を超えた部分は非財務情報の寄与があってうまく稼いでいる」ともありました。

結局株式投資ではどっちが正しいのかわからなかったので、PBRに関する判断材料を集めるため2パターン用意しました。

PBR>1の銘柄

バリュー株のうち、PBR>1の銘柄として以下の10銘柄をピックアップしました。

表中の株価は2025年1月17日の終値を採用しています。

また、表中の「営業利益の伸び率」と「売上高の伸び率」は3期分(前期・今期・来期)の伸び率の平均です。

銘柄株価営業利益
の伸び率
売上高
の伸び率
今期の
営業利益率
【1332】
ニッスイ
850.47%4%4%
【2374】
セントケア
ホールディングス
7276%5%5%
【3003】
ヒューリック
1,37014%31%27%
【3139】
ラクト・
ジャパン
2,98223%3%3%
【3569】
セーレン
2,69013%8%11%
【6862】
ミナト
ホールディングス
8235%15%4%
【7849】
スターツ出版
2,9867%3%29%
【9007】
小田急電鉄
1,390.51%4%12%
【9009】
京成電鉄
1,39725%10%10%
【9202】
ANA
ホールディングス
2,747.51%8%8%

これらの10銘柄を定期的に見ていきたいと思います。並行して、個別の深掘りなど進めていきたいと思います。

PBR≦1の銘柄

バリュー株のうち、PBR≦1の銘柄として以下の9銘柄をピックアップしました。

表中の株価は2025年1月17日の終値を採用しています。

また、表中の「営業利益の伸び率」と「売上高の伸び率」は3期分(前期・今期・来期)の伸び率の平均です。

銘柄株価営業利益
の伸び率
売上高
の伸び率
今期の
営業利益率
【2001】
ニップン
2,1203%2%5%
【2264】
森永乳業
2,7814%3%5%
【3392】
デリカフーズ
5141%6%1%
【4526】
理研ビタミン
2,386▲1%2%10%
【6294】
オカダアイヨン
1,8262%3%8%
【6498】
キッツ
1,1198%4%9%
【7743】
シード
4887%8%6%
【8934】
サンフロンティア
不動産
1,84514%23%21%
【9006】
京浜急行電鉄
1,29010%7%11%

こちらはPBRから見ると「割安」とされる銘柄です。こちらも定期的に見ていつつ、さらに深掘りしてみたいと思います。

ピックアップして思ったこと

今回は「優待バリュー株投資」ということで、株主優待があるものの中から、PBRで1を境目に2パターンピックアップしました。

結果的に、これまで「バリュー株」と思っていなかったような銘柄や、東証プライム市場の銘柄ばかりになってしまいました。そもそも「バリュー株」と呼べるのかも怪しいですが…。

実は、まだ分析としては終了はなく、これからキャッシュフローなどの推移も見ていきたいと思います。

なお、米国大統領の就任の前後のため直近で株価がどう動くかわかりませんので、1年くらいのスパンで途中経過を追いかけていきたいと思います。

グロース株は追って記事にしたいと思いますが、こちらも様々な指標についていろいろ試行していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ご注意

この記事は特定の銘柄を推奨する目的で作成されたものではありません。

投資は余剰資金で、自己責任のもと行ってください。

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