【2024秋】キャピタルゲイン狙いのスクリーニングの経過観察【グロース】

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こんにちは。いよいよ2024年も終わりが見えてきましたね。

今年1年を振り返る前に、スクリーニング結果の振り返りを済ませてしまおうと思います。

銘柄のスクリーニング等について

SBI証券の銘柄スクリーニング機能を使ってリストを作成し、そこから絞り込みを掛けました。

絞り込みに使った指標は「売上高」「売上高利益率」「ROE(自己資本利益率)」「ROA(総資産当期利益率)」「過去3年平均売上高成長率(予)」「過去5年平均営業利益成長率(予)」です。

スクリーニング方法の詳細は以下の記事に譲ります。

勝ち負けの基準

バリュー株同様、勝ち負けの基準はスクリーニング時点の株価である【10月19日の終値】に対し、【12月13日の終値】が

  • 5%以上の値上がり(利益)で「勝ち」
  • 損益が±5%未満なら「引き分け」
  • 5%以上の値下がり(損失)で「負け」

としています。

例えば、10月19日の終値が1,000円で、12月13日の終値が1,050円なら、5%以上の値上がり(利益)なので「勝ち」と判断しています。

逆に、12月13日の終値が950円なら5%の値下がりなので「負け」となります。

グロース株の結果

結果として、

8銘柄中、6勝 2敗 0引き分け

となりました。内訳は以下の通りです。

銘柄10/19の
終値
12/13の
終値
増減
【4054】
日本情報
クリエイト
9241,16426%
【4058】
トヨクモ
1,9772,1067%
【4495】
アイキューブド
システムズ
1,2981,42910%
【5070】
ドラフト
56263313%
【7343】
ブロード
マインド
1,4581,270▲13%
【7352】
TWOSTONES
&Sons
73480810%
【7373】
アイドマ
ホールディングス
1,5262,06335%
【7374】
コンフィデンス
インターワーク
1,7241,585▲8%

増減のトップは【7373】アイドマホールディングスの35%です。2か月くらいで株価が+500円なのですさまじいですね。

ちなみにワーストは【7343】ブロードマインドの▲13%でした。

仮に、この8銘柄を10月19日の終値で100株ずつ買付けた場合1,020,300円かかり、12月13日の終値で売却すると(税金を考慮しなければ)1,105,800円になります。このため85,500円の利益となります。(税金を加味すると約67,000円の利益)

つまり、2か月ちょっとの期間で約8.3%の利益を上げたことになります。

机上の空論ですが、単純計算で6倍すると年率約50%というバケモンみたいな数字になります。あくまで仮定ですが。

感想

今回はスクリーニングから経過観察の間に米国大統領選を挟みましたが、フタを開けてみると「8銘柄中、6勝2敗0引き分け」という上々の結果となりました。

同じタイミングでスクリーニングしたバリュー株はあまり芳しい結果ではなかったので、グロース株に追い風が吹くような状況だったのだと考えています。

今回も実際の資金は投下せず、仮定で話を進めましたが、ぼちぼち1年間を通しての勝率等を計算して、行けそうな感じなら資金投下も検討してみたいと思います。

今後のスクリーニングについて

別で記事にしようと思いますが、まず、今後もキャピタルゲイン狙いのスクリーニングは続行するつもり。

ただし、もう少し実験的な方法を模索したいと思います。

少なくともグロース株の選抜については、入手可能な情報だけを使って2グループ用意してみようかと思います。

現在気にしているのは、ROEやROAの数値が株価の伸び率に影響しているのか否かです。

グロース株については現在以下の2案をぼんやりと考えています。

  • ROEやROAの高いグループ vs. 低いグループ
  • ROEやROAの改善率の高いグループ vs. 低いグループ

株価は外部環境が与える影響が多いので詳細まではわからないと思いますが、傾向くらいわかるといいなぁと思います。

最後に、「会社四季報2025年1集 新春号」が発売されました。

年末年始で銘柄のスクリーニングに挑戦してみてくださいね。

ご注意

この記事は特定の銘柄を推奨する目的で作成されたものではありません。

投資は余剰資金で、自己責任のもと行ってください。

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