こんにちは。2022年分の確定申告の時期が迫ってきましたね。
2023年2月16日~同年3月15日だそうです。忘れずに準備をしたいところです。
特に私の場合、保有銘柄が2つもスピンオフして一般口座に入ってしまったので、要対応です。
というわけで、準備を進めていますが、準備でつかえている部分もあるので記事にしていきたいと思います。
Contents
前提
まず、2023年に確定申告を初めて行います。
理由は上述のとおりですが、AT&T【T】とグラクソスミスクラインADR【GSK】のスピンオフに伴い、ワーナーブラザーズ・ディスカバリー【WBD】とヘイリオン(ヘイリーオン)【HLN】が一般口座に入ってしまいました。
これまではNISA口座や特定口座(源泉徴収あり)で対応していたので、確定申告の必要はなかったのですが、スピンオフという特殊事情が影響しました。
配当金をもらうにしても一般口座にあるので、源泉徴収がなく「確定申告」と「納税」という作業が発生します。
配当をもらうたびに確定申告を気にしつつ資金管理するのも面倒なので、サクッと売却しました。
以上の理由で、2023年に初の確定申告を行う運びとなりました。
ここがわからん!
特にわからないのは、スピンオフの結果取得した株の取得単価(取得費)です。
一般口座なので、売却時の利益にかかる税金が引かれていません。
これは以下の式で算定されるようですが・・・
(式) 譲渡損益 = 譲渡収入 ー 取得費 ー 譲渡費用
譲渡収入は、売却金額と考えてよいでしょう。問題は取得費です。
スピンオフで手に入れた株は、一体いくらで取得したことになるのか?
通常はいくらで買ったか取引報告書があるので、問題なく把握できます。
一方スピンオフについては、自分では1円たりとも支払っていないので、取得費はゼロ?
とすると、株式売却の利益、つまり売却金額のほとんどに税金がかかることになります。
同時に、一般口座で源泉徴収がないので納税の義務が発生します。
納税しなければいけない場合、期限を過ぎて確定申告すると納付金額が上がるので、気を付けたいところです。
できれば、一般口座に入れられた日の株価が取得単価にならないかなぁ、と期待してます。
教えて詳しいひと!
ここまで独力でいろいろ考えてきましたが、どうにも難しいようです。
そこで、口座のあるSBI証券や楽天証券のHP内をうろうろしていると、関連する記載を見つけることができました!
一般預りの取得価額がわからない時はどうすればいいですか?(上場株式等の取得価額の確認方法)
(中略)
【4】上記方法で取得価額がわからない場合は、「売却代金の5%に相当する金額」を取得費として差し支えないものとされています。つまり、売却代金の5%相当額が取得価額として認められ、残りの95%が譲渡益とみなされ課税対象となります。
SBI証券 よくあるご質問より
詳しくは最寄りの税務署にてご確認ください。
売却金額の95%に課税!?
100万円で売却したら、5万円で取得したことにできるので、差額95万円が利益。
ここにおよそ20%の税金がかかるので、約19万円の納税・・・。
まあ、取得金額ゼロよりはマシですが、あまり変わりがありませんね~。
税務署に駆け込む用意でもした方がいいかもしれませんね。
もし税理士さんに相談する場合は、以下のようなサービスもあります。
私の場合、税理士さんのご相談の可能性が高いです。
確定申告をするなら
マイナンバーカードやICカードリーダー・ライターを使ってe-Taxで処理することができます。
今回は紙媒体でやることになると思います。
今後は、スピンオフのような特殊事情でもない限りはe-Taxで対応していくことになると思います。
ちなみに以下のようなサービスもあるようで、確定申告書の作成ができるみたいです。
スマホでもできるらしいですし、新規登録で1か月間無料ですので、ご興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。