【準備編】急にANAの上級会員になりたくなった!どうする?

こんにちは。連休いかがお過ごしでしょうか?

台風の影響でせっかくの連休の予定を変更せざるを得ないというのは、仕方がない一方で納得もしがたいものですね。

さて、今回はそんな台風の影響をがっつり受けそうな話題です。

ANAの上級会員(SFC)になってみたい方はぜひご覧ください。

なぜ急に上級会員?

実は前々からSFCは狙っていました。

そんな折、何気なくANAのHPを見ていると衝撃のキャンペーンが!

ANA国内線・国際線 プレミアムポイント2倍キャンペーン

ANAおよびANAグループ運航国内線・国際線に対象運賃でご搭乗いただくと、プレミアムポイントを通常の2倍積算いたします。

さらに、一部対象路線にご搭乗の場合、1回のご搭乗につき追加で500プレミアムポイントを積算いたします。

ANA公式HPキャンペーンより引用(20220917時点)

これはもう・・・飛行機!乗らずにはいられないッ!

というわけで、急遽SFC取得が具体化しました。

SFCの何がそんなにいいのか?

詳細は別記事に譲りますが、上級会員になると以下のようなメリットが享受できます。

  • ボーナスマイル
  • 専用チェックインカウンター
  • 空港のラウンジ利用
  • 空席のキャンセル待ち
  • 機内への優先搭乗
  • 預けた荷物が早く出てくる(プライオリティタグ)
  • SFCの家族会員も同じメリットを受けられる

簡単に記載すると以上です。

上級会員であり続ける限り、言い換えると、特定のクレジットカードを作成して年会費を払い続ける限り、半永久的に上記メリットを得られます。

個人的には、羽田着の便でのプライオリティタグのありがたみが凄いです。

詳細は以下の記事をご覧ください。長いうえに稚拙な文章ですが・・・。

【JGC・SFC】修行のすすめ

一度頑張ればメリットを半永久的に受けられることから、一年間だけせっせと飛行機に乗る“修行僧”が後を絶たないのです。

私もJGC修行をしたのでわかりますが、体力的にも金銭的にも結構えぐられるので、まさしく修行だと思います。

何回乗って、どのくらいの費用がかかる?

キャンペーンの存在を知った段階で考えるべきは、どのくらいの費用・期間がかかるのかです。

私が乗ろうとしている路線は羽田-那覇です。

プレミアムポイント(PP)は、運賃のクラスで積算率が変動するので要確認です。

2022年9月某日の運賃を引っ張り出して確認してみましょう。

なお金額はいろいろと変動するため、そこそこ一般化できるようある程度の平均値を採用しました。

具体的な金額は、ANAのHPからご確認ください。

エコノミー(普通の席)
PP
※1
PP2倍積算率
(%)
単価概算
(円)
必要搭乗
回数※2
普通運賃2,3684,73610046,00011
バリュー31,8763,7527528,00014
スーパー
バリュー
1,4762,9527520,00017
株主優待運賃
※3
1,8763,7527525,00014

※1 プレミアムポイント(PP)の数値は、ANAのHPのシミュレーションの値を採用しています。

※2 上級会員になるには12月末までに50,000ポイント必要なので「50,000PP/1回あたりのPP(2倍の値)」で計算し、小数点以下を切り上げて整数値を記載しました。

※3 株主優待券がない場合は、別途入手する必要があります。

上記の表で気を付けたい点は、搭乗回数が奇数の部分です。

行ったっきりでよければいいですが、帰りの分も考えて追加で1回搭乗することもお忘れなく。

帰りの分も考慮して計算すると、最安値はスーパーバリューで18回搭乗(9往復)の360,000円也。

同じく最高値は普通運賃で12回搭乗(6往復)の552,000円となります。

分かってはいましたがやっぱりお高い!

ちなみにスーパーバリューは運航する時間で金額が大きく変動するので、費用を抑えたいなら要チェックです。

続いてプレミアムクラスも見てみましょう。

プレミアムクラス
PP
※1
PP2倍積算率
(%)
単価概算
(円)
必要搭乗
回数※2
普通運賃
(プレミアム)
3,3526,70415065,0008
バリュー
プレミアム
2,8605,72012553,0009
プレミアム
株主優待※3
2,8605,72012539,0009

※1 プレミアムポイント(PP)の数値は、ANAのHPのシミュレーションの値を採用しています。

※2 上級会員になるには12月末までに50,000ポイント必要なので「50,000PP/1回あたりのPP(2倍の値)」で計算し、小数点以下を切り上げて整数値を記載しました。

※3 株主優待券がない場合は、別途入手する必要があります。

プレミアムクラスでゆったり移動するのが果たして“修行”なのか分かりませんが、最安値はプレミアム株主優待で10回搭乗(5往復)の390,000円です。

ただし、株主優待券の調達にかかる費用は考慮していません。

一方プレミアムクラスの最高値はバリュープレミアムで10回搭乗(5往復)の530,000円でした。

まるでどこかの悪の帝王(第1形態)の戦闘力ですね。

ルート選択についてのさらなる検証

ここまでで費用や回数が概ね洗い出せたと思います。

懐の痛みと体の苦しみどちらを取るか?という話ではあるのですが、問題はもう一つあります。

社畜生活と並行して進められるか否か、つまり現実的に時間はどのくらいかかるのか?です。

というわけで適当に選んだ2022年10月某日の羽田-那覇線のダイヤを見てみましょう。

金額欄は、他の時間と比較してお高めのものに「高い」と記載しています。

羽田発那覇着金額那覇発羽田着金額
06:1508:55高い08:0010:20
06:3509:15高い10:0012:25
07:1510:05高い10:4013:10高い
07:3010:10高い11:0013:25
08:3011:15高い12:1014:35
09:4012:25高い13:1515:40高い
10:4013:25高い14:1516:45高い
11:4514:3515:2518:00高い
13:0515:4515:4018:05高い
14:0016:4516:4019:10高い
14:3017:1018:1020:35高い
15:2518:0519:0521:30
16:2519:0520:1022:30
17:1019:5020:1522:40
18:1021:0020:4023:00
20:0022:3521:1023:35

仮に朝イチで羽田を出発するケースを想定してみましょう。

  1. 朝イチの便で羽田を出発 → 那覇空港に9時ごろ到着
  2. 10時に那覇空港を出発 → 羽田空港に12時半ごろ到着
  3. 14時に羽田空港を再出発 → 那覇空港に17時ちょっと前に再到着
  4. 18時頃に那覇空港を再出発 → 羽田空港に20時半頃到着

それ以降は羽田を発つ便がないので、一日をフルに使っても4回搭乗が(ダイヤ的に)限界となります。

逆パターンで考えても同様に1日4回搭乗が限界です。

どのルートを採用するのか問題

以上の内容から、金額・搭乗回数・時間がだいたい把握できたと思います。

社畜たる私が今年中に4回以上も羽田と那覇を2往復/日もするのは、さすがにしんどいものがあります。

これぞ修行といったところかもしれませんが、飛行機に乗るお金を稼ぐ必要もあるのですよ・・・。

というわけで、

株主優待 × プレミアムクラス × 5往復

で短期決戦を挑んで早々に決着をつけたいと思います。

修行に向けた準備

さあ、いよいよ【準備編】の最後です。修行に必要なものを確認しましょう。

  • 審査なしでスーパーフライヤーズカードに切り替えられるANAカード
  • 株主優待券
  • 軍資金

せっかく修行しても、クレジットカードの審査で落ちると上級会員にはなれません。

あらかじめ準備しておきましょう!

私は諸々考慮してゴールドカードを作成しました。ついでに株主優待券も必要数を調達しました。

軍資金についても、これまで貯めたマイルやポイントサイトのポイントを全てスカイコインに変換してつぎ込むことで1/3くらいは賄えそうです。

【修行】ANAマイルへのルートを考える【いつ封鎖?】

足らない分をどうしようか苦慮していましたが、結局、投資で得られた資金を充てることにしました。

再投資に回した方がいいのはわかっているのですが、修行が呼んでいるのでしょうがないです。

仕事は、まあ、何とか、頑張ります。

今回は準備編と称していろいろと見てきましたが、私が選んだルートが必ずしも万人受けするものではないと思っています。

それぞれに合った方法を模索することもまた修行の楽しみです。

ぜひ、自分に適した修行方法を編み出し、解脱していただければと思います。

解脱したら記事にしてお知らせします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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