【2025春】キャピタルゲイン狙いのスクリーニング【バリュー】

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こんにちは。関税のおかげで株価が乱高下していますね。

安いところで仕込みたいのはやまやまですが、日中自由に使える時間がないという社畜最大の弱点が存分に発揮されていますね。

さて、3月に「会社四季報 2025年2集 春号」が発売になりましたので、例によってスクリーニングをかけてみました。

株価が乱高下している状況なので、勝ち負けはタイミング次第なところもありそうですが、ゆる~くやっていきたいと思います。

バリュー株のスクリーニング方法

これまでと同じく、グレアムのミックス係数を使って粗くスクリーニングした後、他の指標でさらに絞り込みをかけます。

なお、前回から「株主優待あり」も条件に追加しました。

グレアムのミックス係数 = PER(株価収益率) × PBR(株価純資産倍率)

今回もSBI証券の銘柄スクリーニング機能を使って、以下の項目を含む表形式でダウンロードしました。

  • PER(株価収益率)
  • PBR(株価純資産倍率)
  • 配当利回り(%)
  • ROE(自己資本利益率)(%):10以上
  • ROA(総資産当期利益率)(%)
  • 売上高
  • 過去3年平均売上高成長率(予)(%)
  • 過去5年平均営業利益成長率(予)(%)
  • 優待権利確定月

グレアムのミックス係数(PER×PBR)が15未満のものをピックアップした後は、以下の書籍の方法に従いさらに絞り込みました。

なお、厳密に従ったわけではありませんが、ご了承ください。

また、前回同様、PBR>1とPBR≦1の2パターンを用意してみました。

バリュー株のスクリーニング結果

↑で書いたとおりですが、PBR>1とPBR≦1の2パターンを用意してみました。

PBR>1の銘柄

バリュー株のうち、PBR>1の銘柄として10銘柄をピックアップしました。

表中の株価は2025年4月11日の終値を採用しています。

また、表中の「営業利益の伸び率」と「売上高の伸び率」は3期分(前期・今期・来期)の伸び率の平均です。

銘柄株価営業利益
の伸び率
売上高
の伸び率
今期の
営業利益率
#1332
ニッスイ
8417%4%4%
#2678
アスクル
1,4302%2%3%
#3003
ヒューリック
1,4248%5%28%
#3139
ラクト・ジャパン
2,89711%5%3%
#3482
ロードスター
キャピタル
2,31117%24%28%
#4933
I-ne
1,5369%12%10%
#8934
サンフロンティア
不動産
1,87915%20%21%
#9009
京成電鉄
1,39025%10%10%
#9202
ANA
ホールディングス
2,6840%10%8%
#9386
日本コンセプト
1,69811%7%17%

この中で、【1332】ニッスイ、【3003】ヒューリック、【3139】ラクト・ジャパン、【9009】京成電鉄、【8934】サンフロンティア不動産、【9202】ANAホールディングスは前回から引き続きの登場です。

PBRは1を超えているものの、相変わらず割安と判断されているようです。

【3482】ロードスターキャピタルや【8934】サンフロンティア不動産の数字はいい感じなんですけどね。

ちなみに、前回のスクリーニングの結果は、以下のリンクからご覧いただけます。

PBR≦1の銘柄

バリュー株のうち、PBR≦1の銘柄として8銘柄をピックアップしました。

PBR>1の銘柄と同じく、表中の株価は2025年4月11日の終値を採用しています。

また、表中の「営業利益の伸び率」と「売上高の伸び率」は3期分(前期・今期・来期)の伸び率の平均です。

銘柄株価営業利益
の伸び率
売上高
の伸び率
今期の
営業利益率
#2001
ニップン
2,2133%2%5%
#3569
セーレン
2,16616%10%11%
#6294
オカダアイヨン
1,7872%3%8%
#6490
PILLAR
2,9987%4%19%
#6498
キッツ
1,0329%5%8%
#6653
正興電機
製作所
1,08818%8%8%
#8098
稲畑産業
2,9498%8%3%
#8117
中央自動車工業
1,6088%7%26%

こちらも【2001】ニップン、【3569】セーレン、【6294】オカダアイヨン、【6498】キッツが再び登場しています。

ピックアップして思ったこと

前回に引き続き、「優待バリュー株投資」ということで、株主優待がある銘柄からピックアップしました。

結果を見てみると、前回拾った銘柄が再エントリーしているような状況でした。しかもよくよく見ると、前回しっかり値上がりしたはずなので、直近の関税の影響で値下がりしている始末…。

冷静に考えると、前回も今回も割安で放置されているということから、3か月程度のスパンではなく、もっと長い目で生暖かく見守ってあげるのが良いみたいですね。

グロース株の方は追って記事にしたいと思いますが、前回のように試験的な取り組みもしてみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ご注意

この記事は特定の銘柄を推奨する目的で作成されたものではありません。

投資は余剰資金で、自己責任のもと行ってください。

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