【2024夏】キャピタルゲイン狙いのスクリーニングの経過観察【バリュー】

この記事には広告が含まれます。

こんにちは。

つい先日本屋に立ち寄ったところ「会社四季報2024年4集 秋号」が発売になっていました。

というわけで、先に2024年3集 夏号の振り返りからやっていきたいと思います。

銘柄のスクリーニング等について

バリュー株は、グレアムのミックス係数を使ってざっくりとスクリーニングしてから、他の指標でさらに絞り込んでいます。

【参考】グレアムのミックス係数 = PER(株価収益率) × PBR(株価純資産倍率)

スクリーニングの詳細は過去の記事にありますので、そちらをご覧ください。

勝ち負けの基準

これまでどおり、勝ち負けの基準はスクリーニング時点の株価である【8月9日の終値】に対し、【9月13日の終値】が

  • 5%以上の値上がり(利益)で 「勝ち」
  • 損益が±5%以内なら 「引き分け」
  • 5%以上の値下がり(損失)で 「負け」

としています。

例えば、8月9日の終値が1,000円で、9月13日の終値が1,050円なら、5%以上の値上がりなので「勝ち」と判断しています。

逆に、9月13日の終値が950円だと5%の値下がりなので「負け」となります。

バリュー株の結果

結果として、

9銘柄中、3勝2敗4引き分け

となりました。内訳は以下のとおりです。

銘柄8/9の
終値
9/13の
終値
増減
【1909】
日本
ドライケミカル
2,3323,28541%
【3254】
プレサンス
コーポレーション
1,8181,8562%
【3355】
クリヤマ
ホールディングス
1,1221,1573%
【3359】
cotta
3583806%
【6626】
SEMITEC
1,7961,8694%
【6677】
エスケー
エレクトロニクス
2,7112,393▲12%
【6862】
ミナト
ホールディングス
618582▲6%
【6882】
三社電機製作所
9279705%
【9908】
Denkei
1,8131,768▲2%

仮に9銘柄を8月9日の終値で100株ずつ買付けた場合1,349,500円かかり、9月13日の終値で売却できた場合1,426,000円になります。

税金を考慮せずに計算すると76,500円の利益になるので、1か月ちょっとの投資期間でおよそ5%のリターンということです。

あくまで机上の空論ですが、月に5%のリターンなので、単純に12倍して1年あたりの利回りを計算するとおよそ60%のリターンです。ホンマかいな。

感想

スクリーニングの記事でも書いたとおり、かなり恣意的なタイミングでピックアップしましたが、全体的に好成績とは言い難い結果でした。

唯一評価すべき点としては、【1909】日本ドライケミカルがおよそ40%の値上がりを達成している点でしょう。

一か月のお小遣いが7万円増えるとかなりうれしいですが、その前段となる労力(スクリーニング作業)を考えるともう少し欲しいところですね。

9銘柄に投資して1銘柄の株価が40%上がったと考えれば、年間成績としては上出来かもしれませんが、安定した結果が得られるものではなさそうなので、悩みどころですね。

グロースのスクリーニングについては、追って記事にします。

ちなみに、株主優待のあるバリュー株を長期で保有して、優待を楽しみながら値上がりを待つ、という戦略もありますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ご注意

この記事は特定の銘柄を推奨する目的で作成されたものではありません。

投資は余剰資金で、自己責任のもと行ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA