この記事には広告が含まれます。
2025年が始まって10日程度経過してしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2025年最初の投稿ですので、昨年の振り返りと今年の方針について明確にしていきたいと思います。
参考までに2023年の振り返りと2024年の投資方針のリンクを貼っておきますので、ご興味がありましたらご覧ください。
Contents
2024年の振り返り
配当金の再投資も含めた全体の投資金額を見ると、およそ250万円を投下しました。
このうち24万円分は、毎月2万円の投資信託(銘柄:楽天VTI)の積立です。
なので、残り約225万円分が高配当株などに流れて、配当金や分配金の源泉に姿を変えています。
意外と資本を投下していたことに驚きですが、理由は後述します。
投資のKPI(Key Perfomance Indicater)として税引き後の配当金・分配金を採用しています。
このKPIについて結論から書きますと税引き前で465,857円+4,946 USDでした。税引き後では390,342円+3,990 USDでした。
支払通知書に記載されている金額で日本円換算すると、合計1,210,816円(税引き後で993,737円)となりました。
月ごとの推移を見るため、2024年の1年間で受領した配当金・分配金(税引き後)の推移をグラフにしてみました。
なお、ドル建ての配当金・分配金は、支払通知書に記載されている日本円換算の金額を採用しています。
積上げグラフを見ると、投資開始から順調に増加していることが分かりますね。
月別のグラフを見ると、6万円を超える月が9か月、10万円を超える月が5か月となっており、このあたりが年間受領金額を引きあげているものと考えられます。特に2月・5月・8月・11月の伸び方がエグいですね。
次に、月別の部分を円建て・ドル建てで分けてみましょう。
2月・5月・8月・11月のドル建ての金額が大きいですが、これは【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコの買い増し(と円安)が効いているようです。ありがとう【BTI】!
逆にドル建ての4月・9月はだいぶ落ち込んでいますが、これは【MO】や【HDV】、【VTI】の分配金支払が翌月にずれ込んだためです。
年間の受領金額に影響はありませんが、グラフにするとちょっと切ないものがありますね。
あとはドル建ての配当金の想定以上の上振れから、円安の影響が大きい年であったと感じました。
2024年は次の2銘柄を売却しました。どちらもIPOです。
- 3月:【153A】カウリス
- 12月:【304A】フォルシア
初値で売却したので、そこそこの利益になりました。これらのIPOで得られた利益を再投資したので、年間投資額が高くなっています。
今年もIPOが当たりますように。
特になし。たぶん。
ドル建ての資産がそこそこ育ってきたので、2024年からドルの配当金の再投資を開始しました。
円安環境でドルに両替する心理的なハードルが高いため、ドルで受け取ってそのまま再投資できるのはかなりありがたいです。
買付は3か月に1回【GSK】を20株ずつ、計年間4回(+α)行いました。少しずつですが配当金にも反映されています。
配当金再投資による【GSK】の買付は2026年末くらいまで継続する予定です。
フェーズの確認
株式投資をするにあたり、ある程度の目標を定めて、資金の振り分け先を決めています。
この「ある程度の目標」により、投資のフェーズを1~4に分けています。
詳細は以下の記事に譲りますが、KPIは税引き後の配当金・分配金です。
一応記載しておきますと、
目標:1年あたりの配当金額72万円(月平均で6万円)
投資金額:120万円
- 高配当株 :96万円分 + 配当金
- 成長株※ :24万円分
※成長株として、引き続き楽天VTI(投資信託)を採用しています。
目標:1年あたりの配当金額120万円(月平均で10万円)
投資金額:120万円~
- 高配当株 :60万円分
- 成長株※ :40万円分(全額配当金でまかなう)
- 増配株 :60万円分 + 配当金
※成長株として、引き続き楽天VTI(投資信託)を想定。
年間の目標金額(72万円)で言えば十分にフェーズ1の目標を達成しています。
ただ、月平均の金額が少し気になり、2025年もフェーズ1として投資を行っていこうと思います。
理由は昨年と同じく、自動で安定的に積立・再投資を行うことができるキャッシュマシンの構築と、資金ショートのリスク対策にあります。
投資信託積立設定は2万円/月なので、2024年の実績で言えば2月は赤字です。他の月から補填できますが、思わぬ出費に直面して入金できないケースを想定すると、単月で黒字を確保しておきたいのです。
さらに言えば、投資信託の積立設定を3万円/月に引き上げたいので、もうすこしだけ高配当株の積み上げに時間が欲しいところです。
おそらく2027年にはフェーズ2に移行できるかと思います。
2025年の投資方針
上記のとおりですが、しばらくは高配当株をメインとして120万円+配当金を投下していきます。
投下資金のうち、24万円は楽天VTIの積立にあて、残りを米国高配当株とJ-REITをはじめとした日本株の買付にあてていきます。
このほか、IPOを含むキャピタルゲイン狙いにも少し資金を用意する予定です。
新NISAの買付枠(成長枠)はたっぷり使えるので、今年も全て新NISA枠で対応する予定です。
1年で新NISAの枠を埋め切れるのはいつになるやら…。
為替がどうなるか読めないので、日本円換算の目標金額として税引き後で100万円前後を想定します。
初の大台への期待がふくらみますが、本当に為替が読めないのであまり期待せず記録に残していきたいと思います。
2025年にやること
2024年から開始した、ドルで受領した配当金を使った定期的な【GSK】の買付は、今年も継続します。
ちなみに、2024年は2月・4月・7月・8月・11月に【GSK】の買付を実施し、合計105株を取得しました。
11月分は予定外でしたが、少し予定を前倒しして実施しています。
2023年は事情があって確定申告をしました。今年は特に何も事情はありませんが、一応確定申告しておこうと思います。
記載が正しいのかよくわからないのですが、税務署の書類作成コーナーは大盛況すぎて行きたくないので、今年もプロのお力を借りたいと思います。
もし自力で頑張りたい方は、以下のようなサービスもありますので、試しに使ってみてはいかがでしょうか?
こそこそ勉強はしていましたが、昨今の生成AIの進歩によりコード作成のハードルがグッと下がったと感じています。
なので「○○がやってみたい」「□□な操作を自動化できないか」とのような日常のちょっとした作業を処理できるプログラムを組んでみたいと思います。
具体的な言語は「python」です。後述しますが、銘柄の分析にも使いたいと思います。
今年もスクリーニングを実施しますが、少し方針を変えたいと思います。
まず、バリュー株については「優待バリュー株」のスクリーニングと経過観察にシフトしたいと思います。一年くらいかけて追いかけてみようかと思います。
グロース株については、これまでの指標のほかにいくつか採用してみたいと思います。具体的にはキャッシュフローなどが挙げられます。
さらに、経過観察の結果に対してどの指標の寄与が大きいのか、などpyhonを使って解析してみたいと思います。
スクリーニングに機械学習を盛り込めるとなお良いと思います。
株式関係、企業分析、プログラミングなどの分野について、月1冊くらいを目安に読んでいきたいと思います。
最近読んだ本もなかなか興味深く、グロース株のスクリーニングのアイディアが詰まっていたように感じました。(バリュー株に対する疑問も…)
ざっくりとスクリーニングしたあと、これはと思う銘柄を深掘りして分析する時に手元に置いて参照したい書籍だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。