【2023夏】キャピタルゲイン狙いのスクリーニングの経過観察

こんにちは。まだまだ真夏日が続きますね。

さて、2回目のキャピタルゲイン狙いの株をスクリーニングしたのが6月だったので、ぼちぼち結果を振り返ってみたいと思います。

2回目のスクリーニングの記事は以下のリンクからご覧いただけます。

今回は、このスクリーニングの結果を振り返ろう!という内容です。

見る前から何となくダメっぽい感じはしますが、ご興味がありましたらご覧ください。

スクリーニングの手法

詳細は以前の記事に譲りますが、簡単に書いておきます。

銘柄のスクリーニングは、バリュー株とグロース株で分けていますが、最初の段階は一緒です。

まずはネット証券で銘柄を以下の項目でざっとスクリーニングします。

  • 市場: 東証S・東証G
  • PER: 数値の指定なし
  • PBR: 数値の指定なし
  • EPS: 数値の設定なし
  • 配当利回り: 数値の設定なし
  • 過去3年平均売上成長率: 数値の設定なし(10%以上でもOK) 

あとで絞り込むので数値の設定はしていませんが、ここで設定しても問題ありません。

得られたリストをCSVファイルとしてダウンロードしておきます。

次のステップからバリュー株とグロース株で分けています。

バリュー株のスクリーニング

ダウンロードしたCSVファイルを使って、グレアムのミックス係数を計算して絞り込みます。

(参考) グレアムのミックス係数 = PER(株価収益率) × PBR(株価純資産倍率)

私はだいたいミックス係数が15以下のもので絞り込んだりしています。

以降の操作は、基本的に次の書籍の方法に従います。

気にするべき項目は「売上高」「営業利益」「EPS」「売上高利益率」あたりです。

このような手法で、割安な株をスクリーニングしてきます。

グロース株のスクリーニング

こちらはPERが高い株が多く、グレアムのミックス係数が使えません。

そこで、バリュー株でも使った指標に加えて「ROAが5%以上」や「ROEが10%以上」などの条件も付けます。

それ以降は、割と勘に頼ってます。

バリュー株の結果

バリュー株の結果を表にまとめました。

スクリーニング時点の株価は、2023年6月12日の終値を記載しています。

また、今回の結果の株価は、この記事を作成している段階で入手できる最新の終値(2023年9月15日)を採用しました。

コード
/銘柄
06/1209/15増減
2136/
ヒップ
1,1081,139+3%
5527/
property technologies
1,9691,74113%
6038/
イード
810769▲5%
6677/
エスケーエレクトロニクス
1,8593,180+71%
8893/
新日本建物
520628+20%
9339/
コーチ・エィ
1,3511,452+7%

5%以上の値上がりを「勝ち」、5%以上の値下がりを「負け」、それ以外を「引き分け」とすると、

6銘柄中、3勝2敗1引き分け

となります。

ついでに金額ベースで考えてみましょう。

スクリーニング時点で100株ずつ買えたとすると、買付は761,700円(買付手数料は無視)。

売却時は890,900円(手数料・税金は無視)なので、129,200円の売却益(利回りで約17%)が見込めます。

もちろん買ってないのでタラレバの話ですが!

グロース株の結果

続いてグロース株の結果を見てみましょう。

バリュー株と同じく、スクリーニングは2023年6月12日の終値です。

また、結果は記事作成時で入手可能な最新の終値(2023年9月15日)を採用しました。

コード/
銘柄
06/12 09/15増減率
3900/
クラウドワークス
1,3981,359▲3%
4058/
トヨクモ
1,7941,506▲16%
4060/
rakumo
9391,292+37%
4173/
WACUL
680882+30%
4428/
シノプス
990975▲2%
4475/
HENNGE
9361,049+12%
5125/
ファインズ
1,069722▲32%
5138/
Rebase
1,3571,072▲21%
5258/
トランザクション・
メディア・ネットワークス
1,520952▲37%
9218/
メンタルヘルス
テクノロジーズ
1,082806▲26%
9563/
Atlas Technologies
1,399659▲53%

5%以上の値上がりを「勝ち」、5%以上の値下がりを「負け」、それ以外を「引き分け」とすると、

11銘柄中、3勝6敗2引き分け

なかなかな数字ですね。

すべて上記の金額で売買したと仮定して金額ベースで考えると、1,316,400円での買付になります。

一方、売却金額は1,127,400円となるので、189,000円の損が発生します。

買ってなくてよかった!

まとめ

全体としては、『17銘柄中、6勝8敗3引き分け』となりました。

金額ベースで考えると、2,078,100円で買って2,018,300円で売ったことになるので、59,800円の損になります。

地味に痛いですね。

内訳を見ると、グロース株の調子が全体的にイマイチだったように感じます。

逆に、バリュー株はある程度信じてみても良いのではないか、という気がします。

もう一つ、気にするべきところとして、この企画では売買のタイミングを一切考慮していません

このため、売買のタイミングを考慮すれば、もう少し良い成績になる(かも)ということです。

銘柄分析だけでなく、チャートの分析も加味して、成績をあげていきたいですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

ご注意

この記事は特定の銘柄を推奨する目的で作成されたものではありません。

投資は余剰資金で、自己責任のもと行ってください。

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