こんにちは。まだまだ真夏日が続きますね。
さて、2回目のキャピタルゲイン狙いの株をスクリーニングしたのが6月だったので、ぼちぼち結果を振り返ってみたいと思います。
2回目のスクリーニングの記事は以下のリンクからご覧いただけます。
今回は、このスクリーニングの結果を振り返ろう!という内容です。
見る前から何となくダメっぽい感じはしますが、ご興味がありましたらご覧ください。
Contents
スクリーニングの手法
詳細は以前の記事に譲りますが、簡単に書いておきます。
銘柄のスクリーニングは、バリュー株とグロース株で分けていますが、最初の段階は一緒です。
まずはネット証券で銘柄を以下の項目でざっとスクリーニングします。
- 市場: 東証S・東証G
- PER: 数値の指定なし
- PBR: 数値の指定なし
- EPS: 数値の設定なし
- 配当利回り: 数値の設定なし
- 過去3年平均売上成長率: 数値の設定なし(10%以上でもOK)
あとで絞り込むので数値の設定はしていませんが、ここで設定しても問題ありません。
得られたリストをCSVファイルとしてダウンロードしておきます。
次のステップからバリュー株とグロース株で分けています。
ダウンロードしたCSVファイルを使って、グレアムのミックス係数を計算して絞り込みます。
(参考) グレアムのミックス係数 = PER(株価収益率) × PBR(株価純資産倍率)
私はだいたいミックス係数が15以下のもので絞り込んだりしています。
以降の操作は、基本的に次の書籍の方法に従います。
気にするべき項目は「売上高」「営業利益」「EPS」「売上高利益率」あたりです。
このような手法で、割安な株をスクリーニングしてきます。
こちらはPERが高い株が多く、グレアムのミックス係数が使えません。
そこで、バリュー株でも使った指標に加えて「ROAが5%以上」や「ROEが10%以上」などの条件も付けます。
それ以降は、割と勘に頼ってます。
バリュー株の結果
バリュー株の結果を表にまとめました。
スクリーニング時点の株価は、2023年6月12日の終値を記載しています。
また、今回の結果の株価は、この記事を作成している段階で入手できる最新の終値(2023年9月15日)を採用しました。
コード /銘柄 | 06/12 | 09/15 | 増減 |
---|---|---|---|
2136/ ヒップ | 1,108 | 1,139 | +3% |
5527/ property technologies | 1,969 | 1,741 | ▲13% |
6038/ イード | 810 | 769 | ▲5% |
6677/ エスケーエレクトロニクス | 1,859 | 3,180 | +71% |
8893/ 新日本建物 | 520 | 628 | +20% |
9339/ コーチ・エィ | 1,351 | 1,452 | +7% |
5%以上の値上がりを「勝ち」、5%以上の値下がりを「負け」、それ以外を「引き分け」とすると、
6銘柄中、3勝2敗1引き分け
となります。
ついでに金額ベースで考えてみましょう。
スクリーニング時点で100株ずつ買えたとすると、買付は761,700円(買付手数料は無視)。
売却時は890,900円(手数料・税金は無視)なので、129,200円の売却益(利回りで約17%)が見込めます。
もちろん買ってないのでタラレバの話ですが!
グロース株の結果
続いてグロース株の結果を見てみましょう。
バリュー株と同じく、スクリーニングは2023年6月12日の終値です。
また、結果は記事作成時で入手可能な最新の終値(2023年9月15日)を採用しました。
コード/ 銘柄 | 06/12 | 09/15 | 増減率 |
---|---|---|---|
3900/ クラウドワークス | 1,398 | 1,359 | ▲3% |
4058/ トヨクモ | 1,794 | 1,506 | ▲16% |
4060/ rakumo | 939 | 1,292 | +37% |
4173/ WACUL | 680 | 882 | +30% |
4428/ シノプス | 990 | 975 | ▲2% |
4475/ HENNGE | 936 | 1,049 | +12% |
5125/ ファインズ | 1,069 | 722 | ▲32% |
5138/ Rebase | 1,357 | 1,072 | ▲21% |
5258/ トランザクション・ メディア・ネットワークス | 1,520 | 952 | ▲37% |
9218/ メンタルヘルス テクノロジーズ | 1,082 | 806 | ▲26% |
9563/ Atlas Technologies | 1,399 | 659 | ▲53% |
5%以上の値上がりを「勝ち」、5%以上の値下がりを「負け」、それ以外を「引き分け」とすると、
11銘柄中、3勝6敗2引き分け
なかなかな数字ですね。
すべて上記の金額で売買したと仮定して金額ベースで考えると、1,316,400円での買付になります。
一方、売却金額は1,127,400円となるので、189,000円の損が発生します。
買ってなくてよかった!
まとめ
全体としては、『17銘柄中、6勝8敗3引き分け』となりました。
金額ベースで考えると、2,078,100円で買って2,018,300円で売ったことになるので、59,800円の損になります。
地味に痛いですね。
内訳を見ると、グロース株の調子が全体的にイマイチだったように感じます。
逆に、バリュー株はある程度信じてみても良いのではないか、という気がします。
もう一つ、気にするべきところとして、この企画では売買のタイミングを一切考慮していません。
このため、売買のタイミングを考慮すれば、もう少し良い成績になる(かも)ということです。
銘柄分析だけでなく、チャートの分析も加味して、成績をあげていきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。