【2024春】キャピタルゲイン狙いのスクリーニングの経過観察【グロース】

こんにちは。関東でもようやく梅雨入りが発表されましたね。

さて、去る6月17日に「会社四季報　2024年3集　夏号」が発売となりました。

これを使って銘柄のスクリーニングをしたいのですが、以前のスクリーニング結果の処理をしていきます。

参考までに、グロース株のスクリーニングに関する記事のリンクを載せておきます。

参考

【2024春】キャピタルゲイン狙いのスクリーニング【グロース】

おかざり薬剤師の資産形成ブログ

ご興味がありましたらこちらも併せてご覧ください。

グロース株のスクリーニング方法

グロース株のスクリーニングにもSBI証券のスクリーニング機能を使いました。

なお、グロース株はPERの数値が高い傾向にあるので、バリュー株で使ったグレアムのミックス係数（PER × PBR）は使えません。

そこで、「売上高」「売上高利益率」「営業利益」「ROE（自己資本利益率）」「ROA（総資産当期利益率）」「過去3年平均売上高成長率（予）」をつかうことにしました。

この中から以下の条件に合致するものをピックアップしました。

• 30万円以下で買付可能
• ROEが10以上
• 過去3年平均売上高成長率（予）が15以上

勝ち負けの基準

こちらはバリュー株と同じく、スクリーニング時の株価である【4月12日の終値】に対して【6月21日の終値】が

• 5%以上の値上がりで「勝ち」
• 損益が±5%未満で「引き分け」
• 5%以上の値下がりで「負け」

として判定しています。

例えば、4月12日の終値が1,000円で、6月21日の終値が1,050円なら5%の値上がりなので「勝ち」と判断しています。

逆に、6月21日の終値が950円だと5%の値下がりなので「負け」と判断します。

グロース株の結果

結論から書くと、

10銘柄中、2勝6敗2引き分け

となりました。細かい内訳は以下の表のとおりです。

仮にこれら10銘柄を4月12日の終値で100株ずつ買い付けて6月21日の終値で全て売却する場合、買付に約168万円、売却でおよそ157万円となり、ざっくり10万円の損失となります。

ちなみに、【3900】クラウドワークス、【4431】スマレジ、【7061】日本ホスピスホールディングス、【7687】ミクリードは2回目のピックアップでしたが、どれも「負け」でしたね。

感想

バリュー株の結果は良くありませんでしたが、グロースもなかなか残念な状況ですね。

負けるものは10%以上の株価下落しており、きっちり負けたという印象が強いです。

ただ、負けたものの中で2つ検索結果からチャートを引用すると、

と、上がりそうな気配がなくもないと思います。

ボリンジャーバンド的には「くびれ」ができており、この後のチャートの向き次第では跳ねるかもしれません（願望）。

まだまだ勉強と実践が必要だと思っていますので、引き続きキャピタルゲイン狙いのスクリーニングを行いたいと思います。

ちなみに、ボリンジャーバンドの「くびれ」については、以下の書籍をご参照ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。