【2024秋】キャピタルゲイン狙いのスクリーニングの経過観察【バリュー】

この記事には広告が含まれます。

こんにちは。そろそろ「会社四季報」の最新号が発売になりますね。

というわけで、まずは「会社四季報2024年4集　秋号」でスクリーニングした銘柄の振り返りをしていきたいと思います。

まずはバリュー株から行きます！

銘柄のスクリーニング等について

バリュー株は、グレアムのミックス係数を使ってざっくりとスクリーニングをかけてから、他の指標でさらに絞り込みを掛けました。

【参考】　グレアムのミックス係数　＝　PER（株価収益率）　×　PBR（株価純資産倍率）

ネット証券のスクリーニング機能を使うと、PERやPBRの数値はすぐに取れます。ただし、グレアムのミックス係数は自分で計算する必要があります。

スクリーニングの詳細は以下の記事に譲りますので、そちらをご覧ください。

参考

【2024秋】キャピタルゲイン狙いのスクリーニング【バリュー】

おかざり薬剤師の資産形成ブログ

勝ち負けの基準

これまでどおり、勝ち負けの基準は、スクリーニング時点の株価である【2024年10月19日の終値】に対し、【2024年12月13日の終値】が

• 5%以上の値上がり（利益）で「勝ち」
• 損益が±5%未満なら「引き分け」
• 5%以上の値下がり（損失）で「負け」

としています。

例えば、10月19日の終値が1,000円で、12月13日の終値が1,050円なら、5%以上の値上がりなので「勝ち」と判断しています。

逆に、12月13日の終値が950円だと5%の値下がりなので「負け」となります。

バリュー株の結果

先に結果から書きますと、

7銘柄中、2勝3敗2引き分け

となりました。内訳は以下のとおりです。

なお、図中に※で示している【6863】ニレコは、表示の都合で四捨五入して5%にしているだけで、実際には5%に達していないため「引き分け」扱いとしました。

仮にこれら7銘柄を10月19日の終値で各100株買付した場合787,000円かかり、12月13日の終値で全て売却できた場合798,600円となります。

税金を考慮せずに計算すると11,600円のリターンになるので、2か月くらいの期間で1.47％のリターンをあげたことになります。

ざっくり6倍して年間のリターンに換算すると8.8％くらいになりますが、所詮は机上の空論でしょうね。

感想

今回は米国大統領選を挟んでの評価となりましたが、フタを開けてみるとなんとも微妙な結果となりました。

うっすら利益が残っただけでも良しとすべきところかと思いますが、ブログのネタ的にはあまり美味しくないですね。

長期的に株価が上がりそうなスクリーニングを目指している立場としては、手法の見直しも必要だろうと考えています。

最近は生成AIも使いやすくなっているらしいので、これまでの結果を解析させてみたいのですが、この辺は年末年始あたりで検討してみたいと思います。

また、バリュー株のスクリーニングを通じて感じたのは、株を保有し続ける握力が大事だということです。

その点、優待バリュー投資は、心の平穏という意味でも優れた投資方法なのでしょう。優待もらえるし。

グロース株のスクリーニング結果については、追って記事にしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。