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こんにちは。土曜日に祝日が当たるのは寂しいものですね。
さて、タイトルにもありますが株式分割の記事です。
ちなみに、過去には【9432】日本電信電話(NTT)や【8031】三井物産の株式分割も記事にしています。
ご興味がありましたら、併せてご覧ください。
Contents
【9433】KDDIの株式分割について
まずは【9433】KDDIの株式分割の情報について確認していきましょう。
2024年11月1日の発表によれば【9433】KDDIは、
投資家層の拡大を目的とし、2025年3月31日を基準日として1株→2株とする株式分割を行います。
権利付き最終売買日は2025年3月27日です。
なお、株式分割をしても保有株式の価値自体は変わりません。多少手が出しやすくなる金額になるだけです。
今後はいくらくらいで買える?
ニュースリリースがあった日(11月1日)の翌営業日の終値は4,792円でした。
このため、この株価で単純に計算すると、4,792÷2なので、分割後は1株あたり2,396円となります。
東京証券取引所が示す望ましい投資単位あたりの水準は5万~50万円となっていますので、今後の株価次第ですが、だいたいこの範囲に収まります。
どうなる株主優待?
結論から書くと保有株式数の条件に変更があります。
変更前:保有期間1年以上 かつ 保有株式数100株以上
変更後:保有期間1年以上 かつ 保有株式数200株以上
KDDIの株主優待は3月末時点で条件に合致する株主を判断していましたので、これまで株主優待をもらえていた人は何も問題ないでしょう。
一方、例えば51株を1年以上保有していると、株式分割の影響で100株を超えますが、このケースだともらえません。
ちなみにKDDIの株主優待の記事もありますが、従来のカタログギフトから変更があります。株主優待目当ての場合は注意しましょう。詳細は以下の記事に譲ります。
その他
大事なだいじな配当金は据え置きのようです。いや~よかったよかった。
ちなみに2024年11月7日のニュースリリースでサラッと【3857】株式会社ラックの株式公開買付のアナウンスがありました。
完全子会社化を目指すとのことですが、おかげで【3857】ラックの株価はだいぶ上がっていましたね。
継続保有?売却?
結論から書くと「何もせず静観(継続保有)」です。理由は以下の2つです。
- 株式分割による悪い影響はないと判断している
- 配当金をそこそこもらえている
私の場合、取得単価が3,031円に対して、直近1年の1株あたりの配当金は140円となっています。つまり、取得単価に対する利回りはおよそ4.6%ということになります。
税金が引かれると4%を下回りますが、それでも上出来な部類と判断します。
【8031】三井物産と比べるとまだまだ元本回収率は低いですが、利回り4%越えの銘柄として大事に保有したいと思います。
株主優待の改変が個人的にはダメージ大ですが、株主優待はあくまでオマケと割り切っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。